【きょうの一枚】市交通指導員夜間街頭指導。
前回は雨で中止だった。今回も雨で流れることを期待したが、残念ながら今回は流れなかった。
夕方、旧町役場に集まり、そこから役員の軽トラで現場に直行する。
現場は、最寄駅から二つ上った駅近くの交差点。ここに由緒ある神社があって、その交差点で街頭指導に立った。
昔は隣町のイベントには我関せずだったが、合併して同じ市になってからは、交通指導も互いに協力して行うようになった。今日はその一環でお声がかかったのだろう。
信号の変わり目に合わせて笛を吹く。それを、今年度新しく市の交通指導員になった人たちを中心に行なう。「指導」というよりも「研修」ですね。笛を吹くタイミングと、誘導灯の振り方を先輩から教わった。
警察官みたいな物々しい格好はしているけれど、警察官が有する権限はまるでない。だから車を強制的に止めることは許されていない。あくまでも歩行者の安全を確保することが任務。いわば、竹光を腰に佩いて戦場に立つようなもので、似非野武士もいいところだ。
これを、現役をリタイアした老人がやっている。集まったのはざっと50人。どこにそんな数がいるんだというくらい集まった。みんな、微々たる報酬で、世のため人のために働いているんだねえ。
おや、三角巾で腕を吊ってる人がいますよ。どこぞで怪我をしたんだね。
みなさん、老骨鞭打って頑張ってます。人生古来稀な年を迎えて私も一働きしなくちゃ。
【書】「楊柳」ヨウリュウ(No.1,487)
「やなぎ。楊はかわやなぎ。柳はしだれやなぎ。やなぎの総称。」(『旺文社漢字典第2版』)
「楊」は、木と昜(ヨウ。あがる意)とで、枝葉が上にあがる「やなぎ」の意を表す。
「柳」は、木と、音を表す卯(ボウ。リュウは変化した音。なびく意→旒)とで、枝や葉が風になびく木「やな木」の意を表す。
【ディジタル画】『彼岸過迄』報告 十一(No.927)
ここにロシアの文学者のゴーリキが登場する。
ゴーリキは、自分の主張する社会主義とかを実行する上に、資金の必要を感じて、それを調達のため細君同伴で亜米利加へ渡った。「所が彼の本国から連れて来た細君といふのが、本当の細君でなくて単に彼の情婦に過ぎないといふ事実が何処からか曝露した。すると今迄狂熱に達してゐた彼の名声が忽ちどさりと落ちて、広い新大陸に誰一人として彼と握手するものが無くなつて仕舞つたので、ゴーリキは已むを得ず其儘亜米利加を去つた」。
その話を受けて敬太郎は松本にずばり言う。「実は貴方の後を跟 (つ)けてわざわざ江戸川迄来たのです」。
さあ、いよいよ面白くなってきましたよ。
【昭和の風景】207
「保土ヶ谷」白黒。
保土ヶ谷のどこだろう。川が流れていて、宿場の裏に田園が広がっていて、後ろには小高い丘が見える。箱根駅伝で名高い権太坂あたりだろうか。
【タイムラプス】7/14(金)5:54〜9:14の伊豆長岡の空。25秒。