【きょうの一枚】厚紙ファイルの数々。
市の社会福祉協議会から電話があったのは昨日。支払われているはずの募金が未だ支払われてないのは何か事情があるのかという問い合わせだった。
電話の主は昨年と同じ人。親しいよしみで、昨年はいかようにして支払われたかを問い尋ねたら、昨年の経緯をがらりと思い出した。
昨年は文書に記されてあったおおよその納入締め切りを見落としていて、それで支払いが遅くなったのだった。今年はそういうことがあってはいけないと注意していたはずなのに、またしても同じ失態をやらかしてしまった。おかしいな、見落とすはずはないのに。何かの手違いかなと思うが、発行日付が明確に打たれた文書があるということは、やっぱりこちら側で締切を見落としていたと言わざるを得ない。でもおかしいな、文書に【資料】のゴム印がない。
とまれ、支払いが滞っているのは確かなので、来週中に支払うことにした。
やっぱりだめだ。私にはこの仕事は務まらない。
市からはそれなりの報酬があることはあるが、あっても微々たるもので、憂さ晴らしに飲む酒代にもならない。そんなもの要らない。ああ、早くこの仕事から足を洗いたい。
こんなはずじゃなかった。好きな時に好きなことをする悠々自適の老後生活は、一体どこへ行っちまったんだろう。
【書】「盟兄」メイケイ(No.1,486)
「親しい友を呼ぶ敬称。」(『旺文社漢字典第2版』)
「盟」は、皿に血を盛った形と明(メイ。あきらかの意)とで、神に供えたいけにえの血をすすり合ってあかしを立て、「ちかう」意を表す。
「兄」は、人の頭の骨の固まったさまで、児から成長したもの、「あに」の意、ひいて、年長者の意を表す。
【ディジタル画】『彼岸過迄』報告 十(No.926)
松本は、自称「高等遊民」だそうです。
高等遊民って、どんな人なんだろう。
興味津々に敬太郎は訊く。
「失礼ながらご家族は大勢で入らっしゃいますか」「えゝ子供が沢山ゐます」
「奥さんは……」「妻(さい)は無論居ます。何故ですか」
敬太郎は取り返しの付かない愚な問を出して、始末に行かなくなつたのを後悔した。
でも、読者が知りたいのは、ズバリそこ。
なぜ、あれほど子沢山で妻がいて遊んで暮らせるのか不思議。そこを知りたい。
【昭和の風景】206
「神奈川」色付け。
海の青の変化が美しい。波打ち際の景観は『東海道中膝栗毛』でも称賛された。とあれば、描かないわけにはいかない。
ディジタル画で、果たしてその青が復活するか。
【タイムラプス】7/13(木)6:24〜9:06の伊豆長岡の空。20秒。