いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

大根を葉ごとくるむや地方紙面(あ) 

 午後から乗タクでリハビリ治療に出かけた。

 いつもは次回の予約をとりに来る受付の人が、今日は来なかった。

 訝しく思っていると、最後に療法士がポツンと言った。「リハビリは今日で最後になります」。

 そうだったんですね。それで次回の予約を訊き来なかったんだ。

 ありがとうございました。今までいろいろお世話になりました。

 これですっかり病院から離れることになるけど、湯船にお湯を溜めて浸かることもできるようになったし、平常の生活に戻りつつあるんだから、いいんでねえの?

 あとは、趣味の物書き三昧に邁進だ。

 

【きょうの一枚】大根。

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 北隣の奥さんがくれた。

 北隣さんは畑を持っていない。おそらく、前の所有者が広い敷地に引っ越して、そこで育てたのを持ってきてくれたのだろう。

 その人なら私も知っている。私が今のところに越してくる時には、まだ北隣に住んでいた。

 梅の実を収穫する時になると車で駆けつける。一本の梅の木から実をバラバラ落として、それを袋に詰める。袋いっぱいで入り切れないのを私に流す。私はそれで梅ジュースを作って遊びにきた孫に飲ませる。孫はそれを「じぃじ水」と呼ぶ。孫の好物だ。

 今回は大根だ。ちょうどおでん鍋にしようと思っていたところだが、見るからに鍋からはみ出そうだ。

 擦ってシラスおろしにし、晩酌の一皿にすべえ。

 

【書】「撲」ボク・うつ(No.1,591)

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 扌(手)と、音を表す菐(ホク。ハク・ボクは変化した音。ぽくと打つ音)とで、「うつ」意を表す。(『旺文社漢字典第2版』)  

 

【ディジタル画】『道草』五十三(No.1,031)

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 仕事から帰ってきた健三は、書斎の机に置かれた紙入に目をやる。その紙入は、皮でこしらえた大型の二つ折で、倫敦の最も賑やかな町で買った、のだそうだ。島田(健三の養父)が来た時、そこに入っていた金銭をみんな島田にやって空にした。

 と思っていたら、中に四五枚の紙幣が入っていた。細君が島田が帰った数日後にそうしたらしい。

 健三が空だとばかり思っていた紙入に、いつの間にか細君が黙って紙幣を補充していた。

 できた細君だなあ。 

 ♪妻をめとらば才たけてみめ美しく情けある♪(与謝野鉄幹)……か。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.311)

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 弥次さん。いや、喜多さん。もう、どっちでもいいや。どっちも珍道中の旅姿だ。 

 

【タイムラプス】令和5年11月15日(水)7:07〜10:17の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/pfbid0eAdFurRK6QhPrmd2dkQ5LvwsNJhNuJQpAunQosXKGCi43J77sjb14JqqzXMZvy6Vl/?d=n

 新しく手に入れたiPhoneで早速タイムラプス撮影を試したが、向ける角度を調整せずにそのまま撮影してしまった。

 新機能搭載で画像がよりクリアに撮影できるようになったのはいいが、使い方を間違えれば大変な凶器になることを自覚しないといけない。

 切れ味鋭くなった包丁と一緒だ。使いようによっては殺人凶器にもなり得る。