いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

駅ホームちりん風鈴鳴り渡る(あ)

【きょうの一枚】駅ホームの丸柱に躍る「世界遺産」の文字。

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 三日前、東部免許センターに行くときに撮った。

 一つ隣の駅が「韮山」で、世界遺産に昇進した(?)反射炉目当ての観光客が間違えて一つ手前の駅で降車してしまうのだとか。それを避けるために設けられた策らしいが、この駅まで来れば反射炉へ行くにはここで降りればいいと判るけど、手前の駅で降りたら判らないままだよなあ。

 写真は、ちょうど上り電車がホームに入ってきたところ。黒いバッグを提げ持った人は、温泉旅館に泊まって帰るところなのだろうか。よく見るとマスクをしていない。ところが、電車の運転手はマスクをしている。マスクをするしないは各自の裁量とのことだが、お客さん相手の人は今もってマスクをはずぜないらしい。

 学校はどうなってるんだろう。給食は相変わらずおしゃべりしないで、前の人の背中を見ながら黙々と食べているのだろうか。

 新型コロナウイルスが蔓延し始めてからは、季節に関わりなくマスクをするようになった。マスクをするしないは自由裁量になったとはいえ、ここ数年の習慣が染み付いて未だマスクを外せないでいる。新しい生活様式というけれど、どこへ出かけるにも当たり前のようにマスクをすることが新しい生活様式なのだろうか。

 どうも「新しい」という言葉に翻弄されている気がしてならない。「新しい」と言うからには、今までの生活ではダメで、今までと違うスタイルに生活を変えなければいけないとつい思ってしまう。

 本当に新しい生活様式にしたかったら、もっと給与を上げなさい。そうすれば、国民はこぞって今までの生活を捨て、黙ってても新しい生活様式に飛びつきますよ。

 なぜそうならないか。それは、新しい生活様式に乗り換えれば明るい未来が待っていると本気で思っている人が誰もいないからに相違ない。

 

【書】「聖明」セイメイ(No.1,467)

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「①すぐれた知徳。天子の徳。②天子の尊称。」(『旺文社漢字典第2版』)

「聖」は、耳と、音を表す呈(テイ。セイは変化した音。まっすぐ通る意→通)とで、耳がよく通って神の声を聞くことのできる人の意。ひいて、聖人の意に用いる。

「明」は、明と朙との二体がある。月と、明るい意を示す日とで、月があかるい意、ひいて広く「あかるい」意を表す。

 

【ディジタル画】『彼岸過迄』停留所 二十七(No.907)

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 敬太郎は停留所の廂髪の女が気になって仕方がない。

 女は来た電車に乗らず、宝石商の窓硝子に額を着けるようにして、中に並べられた、指環だの帯留だの枝珊瑚の置物だのを眺め始めた。

 枝珊瑚の置物は、小さい時によく散髪に行った床屋のカウンターに置いてあった。あれが動物の死骸だとは東京で暮らすようになるまで知らなかった。

 

【昭和の風景】187

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 「月光仮面」。

 七色仮面の次に登場するのは「月光仮面」。仮面シリーズです。

 宴会で月光仮面の振り付けを十八番にしていた人もいたなあ。

 覆面で素顔を隠し、何事もなかったように事件を解決して帰っていく。それが当時のヒーローのあり方でした。

 

【タイムラプス】6/24(土)6:12〜9:16の伊豆長岡の空。23秒。

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