いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏用の制服腋の青の滲み(あ)

【きょうの一枚】自転車教室。

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 自転車教室は地元の小学校で行われた。対象は4年生。

 該当交通指導員の集合は午前11時。夏制服を着用し、復活したカブにまたがって颯爽と出かける。

 行ったら、既に警察官が4人ほどいらしていた。てっきりグランドでやるものとばかり思っていたら違った。体育館だった。

 昨日の雨でグランドはぬかるんで使えないんじゃないかと危ぶんでいたが、今日は晴れても体育館でやると決めていたらしい。いつ決まったんだそんなの。聞いてないよ。ともかく体育館履を別途用意してよかった。

 家から会場まではカブを使った。いやあ、便利だわ。田舎暮らしはやっぱ移動手段を持ってないと辛いね。特にここは起伏に富んでるから移動するたんびに徒歩じゃかなわない。荷物のある日は尚更だ。そのことを痛感した。

 今日集まった子の中に、自転車に乗ったことがないという子がいて驚いた。確かに、自転車は誰でも乗れるものとばかり思っていた。考えてみれば乗ったことがない子がいてもおかしくない。親が車を出してくれるから自転車などに乗る必要がないのだ。

 自転車に乗れない子は、こんなときどうするんだろう。ただじっと仲間の様子を見ているだけなのだろうか。

 その子は自転車の右側に立った。自転車の左側に立つんだよと何度言っても判らない。

 実際に自転車に乗ってみて初めて判ることもあるんだということがよく判った。

 

【書】「遂古」スイコ(No.1,466)

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「大昔。いにしえ。遂は、往の意。」(『旺文社漢字典第2版』)

「遂」は、辶(道)と、音を表す〓(シ。遂から辶のパーツを取り除いた形。スイは変化した音。したがう意→追)とで、道をどこまでも行く意、ひいて、なしとげる意を表す。

「古」は、神を表すかぶり物の形で、神の意。転じて「いにしえ」の意。一説に、十と口との会意で、十代も語り伝えた昔の意とする。

 

【ディジタル画】『彼岸過迄』停留所 二十六(No.906)

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 敬太郎はまだ目的の男を見つけられない。

 「陰鬱な冬の夕暮を補なふ瓦斯と電気の光がぽつぽつ其所らの店硝子を彩どり始めた」。

 と、そこへ若い女が現れた。廂髪(ひさしがみ)に結つた若い女である。

 「廂髪」とはどんな髪型か。全集注解には「洋風の髪型である束髪の一種。女学生の間に流行した」とある。それで、その注解を頼りに描いてみた。

 輪郭を描くのに使ったのはConcepts6.0の「水彩H1」ブラシ。余分だと思われる線を「消しゴム」で消したら、なんだかのっぺらぼうな顔になった。それで、元に戻した。

 

【昭和の風景】186

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 「七色仮面」。

 テレビで見たはずだが、色の記憶がない。

 我が家の食卓にテレビが入ったのは、昭和39年の第1回東京オリンピックの後だったと思う。

 重量挙げの三宅義信選手が日本人金メダル第1号に輝いた映像を見たのは学校のテレビでだった。教室の天井隅に吊るされた小さな白黒テレビにクラスメートと拍手を送ったのを覚えている。カラーの大画面で見たのは市川崑監督のドキュメンタリー映画を映画館で見たときだ。

 「七色仮面」というくらいだから、仮面の色がレインボーに変化したのだろう。が、そのレインボーの記憶がない。テレビといえば当時はみな白黒だったせいだからだろう。これはカラーで撮った番組だと知るのは、画面テロップに出る「天然色」という文字からだった。

 そして、テレビはあっという間に茶の間になくてはならない家電となった。

 

【タイムラプス】6/22(木)5:50〜8:34の伊豆長岡の空。20秒。

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