私はホンダのスーパーカブに乗っている。免許が切れてしばらく乗らない状態が続いていたが、先週水曜に免許更新手続きを終え、翌木曜から再び乗るようになった。
ところが、前のランプが点かない。どうしたもんかと思って柄本明似のおじちゃんがやってるバイク屋にみてもらった。そうしたら、ランプの球が切れてたんだと。どうりで点かないわけだ。
その場で修理をお願いして復活したが、前輪と後輪がつるつるになっていることも同時に判った。おじちゃんの話によると、しばらく乗っていないとタイヤの空気圧が減り、そのまま運転するとタイヤの溝が擦り減ってしまうらしい。次はタイヤ交換だねというアドバイスを受け入れ、次の修理で前後二本のタイヤを交換することにした。
スーパーカブを卒業して、次はアシスト自転車に乗り換えようと思っていたが、タイヤを新しく交換すれば、またカブに乗りたくなるだろうな。仕方がない、もう少しカブと付き合ってみるか。
そう思って気に留めていたわけでもないが、その名もずばり『スーパーカブ』というライトノベルが、角川スニーカー文庫に収められていることを知った。
山梨県北杜市を舞台に、何にも興味を持たない没個性的なひとりの少女が一台のホンダ・スーパーカブ50と出会い、それとの関わりを通して自分の世界を広げていくというストーリー。トネ・コーケンさんが2016年3月から2021年12月まで「カクヨム」(KADOKAWA)に投稿した小説らしい。
読んだことないけど面白そう。ちょっと手に取ってみようかな。
【きょうの一枚】カワウ(川鵜)。
狩野川に棲息する川鵜。川中央の中洲を挟んで右側が深い淀み、左側が急流のせせらぎになっている。
この辺りもかつては鮎の友釣りで賑わったところなのだろう。今はその面影もない。
狩野川の鮎釣りは先月解禁になったが、ここで竿を出す人は一人もいない。釣り人はみな狩野川の上流の湯ヶ島とか、支流の大見川に移動してしまった。そこでしか鮎は捕れないのだろう。
シーズンになれば大門橋下に鮎小屋を出していた業者も、一昨年を最後に店をたたんでしまった。
【書】「鉦鼓」ショウコ(No.1,468)
「①どらと太鼓。鉦は休戦、鼓は進軍の合図に打つ。②軍事。兵事。」(『旺文社漢字典第2版』)
「鉦」は、金と、音を表す正(セイ)とから成る。
「鼓」は、つづみの象形と、棒を手にして打つ意の攴(小枝を持つ意の支は誤り変わった形)とで、つづみを打つ意、「つづみ」の意を表す。
【ディジタル画】『彼岸過迄』停留所 二十八(No.908)
定刻の5時を過ぎても目当ての男は現れなかった。代わって若い女の存在が気になった。
そこで敬太郎は、はたと思う。目当ての男を探している様子を、この女にずっと監視されていたのではなかったか。そうかどうか試してみるために派出所の後ろに移動したが、「女は依然として凝と通りの方を向いて立つてゐた」。
一体、どういう女なんだろう。
【昭和の風景】187
「ハリマオ」。
「ハリマオ」は実在の人物だった。モデルは福岡県出身の「谷豊」。昭和初期にマレー半島で盗賊として名をなし、「ハリマオ」として一躍知られる存在となった。その後、日本陸軍の諜報員となって活躍する。
それを漫画化したのが石森章太郎。主題歌を歌ったのが三橋美智也。私は三橋美智也の歌からハリマオの存在を知った。
【タイムラプス】6/25(日)5:46〜7:47の伊豆長岡の空。29秒。