【今日の一枚】パソコン部屋復活。
ベッド部屋に眠っていたiMacをこっちへ持ってきて、その横に、玄関を入ってすぐの上がり框のところにあったメインのパソコンを置いた。
これでflash専用機と最新MacOS搭載のマシンが並んだ。パソコンが消えた分、玄関の上がり框も広くなった。
iMacには、古い様式だけど(2011年版)Mac用のWord、Excelがインストールされている。こんなの今どき使えるのかいなと半信半疑で起ち上てみたら、使えた。もちろん保存は古い様式でしか保存できないけれど、これならデータをUSBに入れておけば、公民館事務所のパソコンでも十分使える。それが判って、やれ嬉しいと嬉し。
【書】「狩田」しゅでん(No.1,145)
「狩り。冬の狩り。田も狩りの意。」(『旺文社漢字典』第2版)
「狩」は、犭(犬)と、音を表す守(しゅ・しゅう。取り囲む意→囚)とで、犬を使って獣を囲み取る「かり」の意を表す。
「田」は、あぜ道で区切られた土地の形にかたどり、「た」や畑の意を表す。
【ディジタル画】『坑夫』 24(No.582)
「おおさむこさむ」という童歌がある。全集注解には、もともとの歌詞は♪大寒小さむ、山から小僧が飛で来た。何とツて飛できた。寒いとツて飛で来た」とあって、私が幼い頃に小学校で習ったのも、確か♪……飛んで来た♪の方だった。
ところが、♪泣いて来た♪という歌詞も伝えられているという。どのみち、山は寒いもんだ、泣けるくらい淋しいところだとこの歌に託して諭していたのだろう。
私が生家で教わったのはそれとは別に、♪かーれこ焼いで、とっこらがして♪だった。
タイトルは知らない。この後歌詞がどう続くのかも知らない。記憶はここでプツンと切れている。
しかし、囲炉裏を囲んで両手に火をかざし、甲と掌を交互に暖める。あたかも串刺した鰈の裏表を炙るようにそうする光景はしっかり記憶に残っている。そのときに歌う歌が♪かーれこ焼いで、とっこらがして♪なのである。
「かーれこ」というのは魚の鰈のこと。真鰈だろうか宗八鰈だろうか。塩をふった鰈の片面が焦げ出すと、鰈をひっくり返してもう一方の面にも焦げ目をつける。「とっこらがして」は「ひっくり返して」という意味の津軽弁。何とも生活臭漂う手捌きで、今にも浜の香りがぷんと鼻をついてきそうだ。
そうして焼いた鰈がその日の晩御飯のメインディッシュになった。鰈を焼きながら霜焼けの手を囲炉裏に差し伸べる。それが雪国の知恵であった。そして、それが今の生活様式につながる私の原風景でもある。
今回もすべてConceptsで描いている。
【タイムラプス】8月6日(土)6:29〜10:02の伊豆長岡の空。26秒。
【新型コロナ】8/6(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→233,769(前週同曜日比 +12,370)
重症者数→556(前日比 +40)
伊豆の国市陽性者数→84(前日比 +19)(静岡県HPより)