志茂田景樹さんのブログを見ていたら、「いつかやろうと心に決めている」ことを書き出してみたという記事が載っていた(8/23)。
書き出したら7つもあったそうだ。すげえ。まだ7つもやりたいことがあるのか。
そのうちの4番目に挙げていたのは「絵本を描くようになって60代に入ってから少し絵を書き(注:まま)始めたが、現在は痛みで絵筆を握ることができない。絵筆を握れるほどに症状が改善したら、年に3作ぐらいは描いてみたい」というもの。
志茂田さんは現在82歳で車椅子ユーザーだという。私はまだ車椅子の世話にはなっていないが、早晩そのときが来るだろう。そのとき、果たして絵を描いていたいと思っているかどうか。甚だ心もとない。
志茂田さんは、絵を描くことの他に、小説を書いてみたいともおっしゃっている。「いつでもどこでも読むことができる。そういう電子小説の利点を生かして、電子小説の1分野を築いてみたい」と。
志茂田さんはなんてったって直木賞作家ですからね。文章は半端なくうまいですよ。私の文章修業はこれからだけど、なんとか志茂田さんの後を追いかけながら、自分なりに書きたいものを書いていければと思っている。
【今日の一枚】孫娘が使っていた部屋。
3畳間という狭さだけど、文句一つ言わず使っていた。いや、文句は一つ言っていたな。「西日がきつい」。
そう、この部屋は、夕方になると西日が容赦なく照りつける部屋なんです。だから、孫娘はたいてい夏場は西日が弱まった頃合いに帰宅していた。たまにそれより早く帰ってきても、この部屋に籠もることはなく、制服から部屋着に着替えたそばからポテトフライをねだったりしていた。
学習机の脇からゴキブリが出てきたり、ムカデ、ゲジゲジ、イエグモなども遠慮なく顔を出す家だったから、そのたびに夜中でも大声で呼びつけられ、安眠を妨害されること頻りだった。
そのうちまた遊びに来るだろうから、西日をまともに食らう熱帯間のまんまにしておくべ。
【書】「帝郷」ていきょう(No.1,167)
「①天帝のいる所。また、仙人のいる所。②天子の故郷。③天子のいる所。都。」(『旺文社漢字典』第2版)
「帝」は、支え木をつけた木主の形にかたどり、これに降臨する天の神の意を表す。転じて「みかど」の意に用いる。
「郷」は、卿(けい・きょう。食物を前に二人の人が向かい合って食べているさまで、饗(きょう)の原字。ひいて、公卿・郷党の意に用いる)が変化して、卿(公卿)と区別し、「さと」の意に用いる。
【ディジタル画】『坑夫』 49(No.607)
飯場に新米が加わるとなれば、前から居た人の悪意に満ちた笑いの標的になるのはいつの世も同じ。この飯場で「自分」も例に漏れずその槍玉に上がった。
「御前は何処だ」
「僕は東京です」
「僕だなんてーー書生ツ坊だな。大方女郎買でもして仕損つたんだろう……そんな奴に辛抱が出来るもんか、早く帰れ。そんな痩せこけた腕で出来る家業ぢやねえ」
そら始まった。でも幸いなことに、「自分」が「あんまり黙つてゐたので張合が抜けた所為か、わいわい冷かすのが少し静まつた」。
今回もすべてConceptsで描いている。
相変わらず下手だけど、気分が衰えないからそれをいいことに描き続けている。最終的には、このタッチで似顔絵を描きたいな。
【タイムラプス】8月28日(日)6:52〜8:25の韮山方面の雨空。23秒。
【新型コロナ】8/28(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→180,138(前週同曜日比 −73,048)
重症者数→624(前日比 −2)
伊豆の国市陽性者数→41(前日比 +7)(静岡県HPより)