今日も免許更新に行けなかった。
午後3時25分に移動スーパーが来るため、公民館に待機していないといけない。待機しなくてはいけないという約束はないが、トイレを貸してくれと言われたときのために玄関の鍵くらい開けておかないとと思って出かけた。
移動スーパーは毎週月曜にやってくる。朝9:51を皮切りに地区を14カ所回り、最後は16:28まで販売する。この地区には12番目に回ってくる。
今月12日からサービスを開始し、今日は二度目。結構楽しみにしているお年寄りも多く、販売時刻30分前にはベンチに座って待っている。
訊いたら酒類は販売しないという。どうしても欲しいなら、坂の下のスーパーであらかじめ買っておいて、移動日に受け取るのならできるとのことだった。坂の下から重いのを運ぶのが大変だから訊いたのだったが、どうも移動スーパーでは酒を販売してはいけないらしい。
代わりに牛乳を買った。1リットル紙パックのやつ。あれも下からえっちら持ち運ぶと重たいからな。
移動スーパーは一品につき別途10円を払う。重い荷物を運んでくれるからそれくらい出さないと間尺に合わない。それとてタクシーを使うより安上がりだから重宝だ。高台に運んでくれるんだから、それだけでもありがたいと思わないといけない。
これからは少子高齢化社会になるのは必定。だから、ますますこういうサービスは増えてくるだろう。免許返上などで車を運転しなくなったお年寄りにはなんともありがたいことだ。
行政もあの手この手で地域サービス向上維持を考えている。昨今はドローンを使った山間部への物品運搬も考えている由。となると、ドローンを操作する人も必要になってくるな。誰がやるんだろう。誰かがやるんだろうけど、少なくとも70を越したよれよれ爺ではないな。
【きょうの一枚】ノウゼンカズラ(凌霄花)。
近所の庭に咲く。
踏切脇のコンビニで昼飯を調達しようと坂を下る。と、近所の庭に凌霄花が咲いていた。
写真右に欠けて見える邸宅の主は三月に引っ越して、現在は空き家になっている。大きいお家だから買い手がなかなかつかないようで、ゴミ収集所清掃当番の方が、相方がまだ見つからないと心配されていた。
【書】「蜀鳥」ショクチョウ(No.1,462)
「ほととぎすの別名。蜀魂。」(『旺文社漢字典第2版』)
「蜀」は、〓(ショク。蜀から虫のパーツを取り除いた形)が原字。目の大きな長い虫の形。のちに、虫を加えた。
「鳥」は、尾の長いとりの形にかたどり、隹(スイ)に対して、尾の長いとりの総称とされたが、文字使用の実際は、尾の長短に関係なく、隹・鳥ともに広く用いられてきた。
【ディジタル画】『彼岸過迄』停留所 二十二(No.902)
敬太郎は田口から届いた手紙の指図通り、電車の中に黒子の男を探した。が、探し出せない。
一旦下宿に戻り、再び戸外に出る。走る。すると、彼の前に、「霜降の外套を着た黒の中折を被った脊の高い痩ぎすの紳士が」ありありと現はれた。その顔がたちまち大連にいる森本の顔になった……。
なんだか、ミステリーみたいな展開になってきた。
【昭和の風景】182
古い昔話の「カチカチ山」。色塗り第15弾。
狸に火傷を負わせておきながら、治療に鼬(イタチ)の糞を塗りつければいいと教える兎。
あんな善良そうな顔をして、兎も結構なことを言うねえ。
【タイムラプス】6/19(月)6:38〜10:03の伊豆長岡の空。25秒。