いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

兎追ふかの山昔物語(あ)

 ミニトマトの無人販売が今日(5/29)までだというので、まとめ買いしてきた。

 まとめ買いしたら数日後は新鮮野菜じゃなくなるじゃん。でも明日からは欲しくてもないんだから仕方がない。いいの、新鮮野菜じゃなくっても。ないよりはマシ。

 この前行ったときは販売時刻より五分早く着いたためにまだ販売準備ができてなかった。

 それで今日は販売時刻の五分後を狙って出かけた。そしたら狙いのミニトマトにありつけた。

 10袋買った。それでも千円。相変わらず安い。しかも旨い。私より数秒前に到着しただろう先客は20袋も買ってバッグにつめていた。そんなに買ってどうすんのかな。商売料理人かな。

 これでここでの買い物はしばらくお休みです。再開は10月だと案内看板に書いてある。ああ、それまで食えないのか、残念。

 

【きょうの一枚】カチカチ山の1シーン。

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 善良なウサギがお爺さんからの依頼を受けて薪を背負ってるタヌキの背中に火をつけて懲らしめているシーン。ご存じ、昔話「カチカチ山」の有名なシーンだが、火打ち石で火をつけたのはウサギだったんですね。しかもそこに見届け隊の犬と猫もいて快哉を叫んでいる。それが古い昔話の挿絵に描かれている。

 江戸時代は「カチカチ山」ではなく「兎の大手柄」というタイトルで広く流布されたみたい。そうか、カチカチ山って元来は兎が手柄を立てる話だったのか。

 たかが昔話、されど昔話。まだまだ知らないことがたくさんあります。

 これは地元の篤志家が蒐集した昔話の挿絵で、パワポの画像に盛り込んである。

 ひょんなことからその画像を譲り受けたので、USBに保存して家に持ち帰った。

 これからはしばらくその白黒に色をつけて楽しもうと思っている。いわば昔話ディジタル版塗り絵ですね。

 

【書】「感涕」カンテイ(No.1,441)

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「深く心に感じ、涙を流す。感泣。」(『旺文社漢字典第2版』)

「感」は、心と、音を表す咸(カン。うごく意→撼)とで、心が動く、また、動かされる意を表す。

「涕」は、氵(水)と、音を表す弟(テイ。たれる意→低)とで、「なみだ」の意を表す。

 

【ディジタル画】『彼岸過迄』停留所 一(No.881)

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 敬太郎に須永という友達がいた。

 「彼は軍人の子でありながら軍人が大嫌で、法律を修めながら役人にも会社員にもなる気のない、いたつて退嬰主義の男であつた」。

 敬太郎はそんな友人を咎め立てする。「夫ぢや君は何んな事をして見たいのだ」。その返しに敬太郎は「警視庁の探偵見たやうな事をして見たい」と答えている。へええ、探偵みたいなことをやりたいのか。

 探偵といえば明智小五郎。明智小五郎といえば天知茂。という連想で今回は天知茂の肖像を描いてみた。改めて描いてみて思った。さいとう・たかをプロの劇画「ゴルゴ13」のモデルって、もしかして天知茂かも。鋭い目つきがそっくり。

 

【昭和の風景】161

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 酒呑童子。

 丹波の大江山に住んでいたという伝説上の鬼の頭目。都に出ては婦女・財宝を奪ったので、勅命により、源頼光が四天王を率いて退治したという。歌舞伎の題材にもなっている。

 その昔、元同僚の呑兵衛夏旅行で福知山の「鬼の里」へ立ち寄ったことがあった。あの時のことを思い出しながら「酒呑童子」を描いてみようと思った。何せ、「酒呑童子」は酒池肉林を極めた鬼ですからねえ。

 

【タイムラプス】5/29(月)5:06〜8:01の伊豆長岡の空。21秒。

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