【きょうの一枚】市役所へ行くときに通る道。
市役所へ行くときにいつも通る道。花壇がきれいに整備されている。地域の方が小まめに手入れして育ててくれているのだろう。サルビアの赤い花が見事。
と、雨がパラパラ落ちてきた。空を見上げる。あれ? きょうは空がやけにおとなしいなと思ったら、葛城山山頂までのロープウェイが動いてなかった。
ロープウェイが強風で止まることはよくあるが、小雨で止まるとは聞いたことがない。??? なぜきょうは動かないんだ? たまたまメンテナンか何かの日に当たってるのかな。
昔は、「ああ、きょうは動いてないね」で終わっていたのが、最近では、「なぜ動いてないか」の理由を知りたがるようになった。知ったところでどうにもならないのに知りたがる。
理由がどうあれ動いてないのは事実なんだから、それでいいじゃないか。なんで理由を知りたがる?
情報が過多になりすぎた。テレビを点けると、これでもかというくらいどうでもいい情報が繰り返される。テレビを見ている人は、それが唯一正しい情報だと勘違いして信じ込んでしまう。
カミさんが伊豆へ来ると、朝から晩までテレビをつけっぱなしにする。
この前なぞは、「猿之助が自殺を図って病院に運ばれた」と言って大騒ぎしていた。「エンノスケって、だれ?」と言おうものなら、目尻をきっと釣り上げて睨みつけること必定だから言わない。「海老蔵の奥さんが幼い子を二人残して旅立った」闘病をなんと心得るとはさらに言えない。言ったら張り倒される。
だいたい、お年寄りは熱中症にかかりやすいから、家の中にいる場合はクーラーをつけましょうなんて言ってるのもおかしな話だ。あんた、クーラー業者の回し者か? 余計なお世話だ、そうよ、うちにはクーラーなんてないよ。あるのが当たり前なふうに言うんじゃないよ。クーラーを買えない家だってあるんだから。
【書】「罪疾」ザイシツ(No.1,458)
「罪と、やまい。わざわい。」(『旺文社漢字典第2版』)
「罪」は、罒(=网。あみ)と非(悪いことの意)とで、法のあみにかかった悪事、「つみ」の意を表す。本字は、自(はなの意)と辛(鋭い刃物の意)との会意で、鼻を刃物で切り落とす刑を受けた人の意。字形が「皇」に似ているので、秦の始皇帝のとき「罪」に改めたという。
「疾」は、疒と矢(シ。シツは変化した音。やの意)とで、もと、矢きずの意を表す。ひいて、広く「やむ」「にくむ」意、借りて「はやい」意に用いる。
【ディジタル画】『彼岸過迄』停留所 十八(No.898)
占いのお婆さんは、「貴方は今迷つて居らつしやる」と云い切って敬太郎の顔を見た。
「進まうか止さうかと思つて迷つて居らつしやるが、是は御損ですよ。先へ御出になつた方が、たとひ一時は思はしくない様でも、末始終御為ですから」と言う。
最近は、若い女の人が占いに手を出すようだ。自分で自分の進路を決めかねて、それで占いに走ってるんだろうか。スマホでは占いコーナーが人気のようで、ランキングまでつくという。占いのランキングって、なんだ?
【昭和の風景】178
古い昔話の「カチカチ山」。色塗り第11弾。
兎は、屋根に葺く萱(かや)を刈るために山に入る。そこで煙草をふかしている狸に出会う。
萱を刈るのは口実で、実は狸を捕まえに来た。それが証拠に荒縄を巻いた棒切れを担ぎ持っている。
【タイムラプス】6/15(木)6:00〜9:44の伊豆長岡の空。28秒。