【きょうの一枚】青パト。
青色パトロール車(青パト)に乗るはずの人が都合ができたとかで、こちらにお鉢が回ってきた。
通常、青パトには複数人が乗ることになっている。きょう担当の方が二人とも都合ができたので代わりに青パトに乗ってくれないかと言ってきた。お安い御用だと引き受けたが、実は私は車を運転しない。運転するのは原付バイクだけだ。
それでいいかと言ったらいいという。で、引き受けた。
車体の屋根に青いランプをくっつけて地域を走り、パトロール日誌をつける。青パトを運転する人は普通免許を持っている人で、私は助手席にただ座っているだけ。たったそれだけ。
注意喚起の放送を流しながら青パトで地域を巡回していると、下校の子たちがわざわざ止まって挨拶してくれる。地元の子たちは、青パトが自分たちを犯罪から守ってくれていると思って感謝してるのだろう。いい笑顔だ。おや? 手を振ってくれてる子もいるよ。いいねえ。励みになるねえ。
雨あがりの空に「てっぺんかけたか」という鳥の鳴き声が聞こえてきた。ホトトギス(杜鵑)だ。
暦は巡り、またホトトギスの鳴き渡る季節がやってきた。大丈夫だよ。君たちの将来は私たちがちゃんと見守ってるからね。
【書】「飲馬」インバ(No.1,435)
「①馬に水を飲ませる。②軍馬に水を飲ませる。戦いがその地に迫ること。」(『旺文社漢字典第2版』)
「飲」は、欠(人が口を開くさま)と、〓(カン・イン。今を上に酉を下に組み合わせたパーツ。ふくむ意→含)とで、「のむ」意。のち、〓を食に変えて会意となった。
「馬」は、顔が長くたてがみのある獣の形にかたどり、「うま」の意を表す。古代中国では、戦車を引いた重要な家畜。
【ディジタル画】『彼岸過迄』風呂の後 七(No.875)
森本はいい調子で酒を飲む。森本は敬太郎と下宿先でさしで飲んでいるが、敬太郎はあまりいける口ではないらしい。
その森本が敬太郎にいう。
「……あらゆる冒険は酒に始まるんです、さうして女に終るんです」。
ご自分の実際の経験談を、酒の力を借りて言っているみたい。
【昭和の風景】155
鬼の画像を求めてネットに当たったら、「鬼滅の刃」が出ること出ること。
「鬼滅の刃」は週刊少年ジャンプに連載され映画化もされた。作者は吾峠呼世晴(とごうげこよはる)さんといって、性別不明、その他も不明の謎の人物です。
正体を明かしたくないという意向の方らしいことは判りますが、これだけ世を騒がせた大ヒット作の作者なのですから、ファンならずともどんな御仁が知りたいと思うのが人情ではないでしょうか。下世話な詮索で申し訳ないけれど、あれだけのヒットを飛ばしたのだから、ずいぶん懐も潤ったんだろうなとご推察します。宝くじで一等賞が当たってしまったけど、世間にその名を知られたくないと思う人の心理に近いでしょうか。
いずれにしても、鬼のように、得体の知れない空想上の生き物と捉えておくべきなのでしょう。だから、細かい詮索はよしましょう。ご本人もつかみどころのない人物でいたいと思っているでしょうから。どんな方が、どんな描き方をしようが知ったこっちゃない。世に出た作品がすべて、です。
【タイムラプス】5/23(火)7:43〜9:55の韮山方面の雨空。32秒。