【きょうの一枚】大門橋西の馬頭観音。
雨の中、市役所まで歩く。雨は昨日であがったと思っていたら、どっこいきょう(5/8)まで残ってた。大した降りではなかろうと高を括って傘を持たないで出たら、途中から本降りになった。
市役所へ提出する書類があって、その提出締切がきょう(5/8)だった。家のパソコンを操作して専用フォームから提出してはあったが、ちゃんと届いているかどうかを確かめたくて、雨の中、市役所まで歩いた。
ペーパーレスとは言いながら、やはりアナログ人間は紙媒体が残ってないと不安になる。デジタル世界に慣れた若者は印刷された紙がなくても平気なのだろうか。
市役所へ行くには狩野川を渡らなければいけない。狩野川には二橋かかっていて、その上流側にかかっているのが大門橋。ちなみに下流にかかっているのは千歳橋で、千歳橋は昭和33年の「狩野川台風」でも流されなかった。「狩野川台風」の手記には大門橋のことが出てこないから、台風当時はまだなかったのかもしれない。
大門橋を渡ったすぐの道路脇に馬頭観音が並んでいる。摩耗が激しく石仏に刻まれた建立年月が判然しない。それでも、その昔、馬を崇め奉った民間信仰がこの地に広がっていたんだなあということだけは読み取ることができる。
昔は雨でも当たり前のように歩いたんだよな。それしか移動手段がなかったからなあ。そんなことを思いながら雨の中を歩いていた。
【書】「焚舟」フンシュウ(No.1,420)
「舟を焼く。軍隊が川を渡ってから舟を焼き、退却しない決意を示すこと。」(『旺文社漢字典第2版』)
「焚」は、火で林を焼く意を表す。
「舟」は、板をはって長方形に造った「ふね」の形にかたどる。
【ディジタル画】『門』十九の二(No.860)
宗助に順番がまわってきて、宗助は老師のいる部屋へ移動する。
宗助は、この間の公案に対する解答を自分なりに用意していた。が、老師はそれを簡単に退ける。「もっと、ぎろりとした所を持って来なければ駄目だ」。「其位な事は少し学問をしたものなら誰でも云へる」。
ピシャリと言われた宗助は青息吐息で「喪家の犬の如く室中を退」く。
老師のいう「ぎろり」とは何だろう。「ぎろり」とは、いくら学問を積んでも得られないものらしいが、さて、それは何だろう。
【昭和の風景】142
津軽凧絵。
龍第2号。やはり龍は難しい。
【タイムラプス】5/8(月)5:54〜10:12の韮山方面の雨空。32秒。
【新型コロナ】厚生労働省5/8(月)版
<国内>
新規の陽性者数→9,310(前日比−5,126)
陽性者数の累計→33,802,739
現在の重症者数→80(前日比+6)
死亡者数の累計→74,669(前日比+15)
<静岡県>
新規の陽性者数→260(前日比+75)