いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

五月雨やペンキ塗りたて側道橋(あ)

 きょうは今年度第1回の区内清掃の日だったが、雨が降る予報だったので一週間後に延期することにした。延期を決定した時点ではまだ雨は落ちてきていなかった。だから、延期は微妙な判断だった。

 延期するしないは私個人の判断に委ねられていた。で、私は延期を決めた。延期することを区内に2基ある防災用無線から流したが、ぶっつけ本番で要領を得ない。

 放送をよく聞き取れなかったという人々がめいめい鎌を手に公民館に集まっていた。放送にもたついている間に、どうやらそんな時間になっていたらしい。

 放送に出向く前、公民館玄関ドアに延期を知らせる張り紙を貼っておいた。それを見た人が延期になったことを知って家に戻った。

 知ったのは放送ではなく張り紙だった。雨に濡れないようにと思って早めに放送を流したつもりだったが、その放送がよく聞き取れなかったらしい。なんだ、放送する意味なかったじゃん。これで、何か災害が起こったときは放送機器をあてにしてはいけないことがよおく判った。

 

【きょうの一枚】大門側道橋。

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 家から市役所まで行くには狩野川を渡らなければいけない。上流にかかる橋が大門橋で、下流にかかる橋が千歳橋。その中間にもう一本橋があると家から市役所まで直線で結ばれて近いのだが、ないからぐるっと回り込んでどちらかの端を渡らないといけない。それで時間がかかる。

 私はもっぱら大門橋を渡る。何となくそちらの方が距離的に近いような気がするから。で、その大門橋には歩道専用の橋が車道の隣にかかっている。そこが只今ペンキ塗り替え工事中で、現場をベニヤ板で覆っているから人が一人やっとこさ通れるくらいの幅しかない。

 2月の市駅伝大会ではこの橋がコースに入っていた。が、大会ではここは追い越し禁止区間となっていた。追い越すとその時点でチームは失格となる。

 その側道橋も、ようやくペンキ塗り替え工事が終了し、覆いのベニヤ板が外されはじめた。

 やれやれこれで元のように川の流れをゆったり見下ろしながら渡れるわい。

 

【書】「猶疑」ユウギ(No.1,426)

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「疑ってためらう。躊躇(ちゅうちょ)するさま。」(『旺文社漢字典第2版』)

「猶」は、犭(犬)と、音を表す酋(シュウ。ユウは変化した音。しりごみする意→縮)とで、もと、疑い深いさるの名を表す。転じて、ためらう意に用いる。

「疑」は、あちこち見回す意から、「うたがう」意に用いる。

 

【ディジタル画】『門』二十二の二(No.866)

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 宗助は鎌倉から帰ったあくる晩、月のない坂を上って家主の坂井さん宅を訪ねた。

 宗助は京都大学で学友だった安井のことが気になって仕方がない。心を病んで鎌倉行きを決めたのも、鎌倉にいたときにずっと考えていたのも安井のことだった。御米との将来を考えるとどうしたって安井の存在を思わないわけにはいかない。

 宗助が訪ねた晩、安井は坂井さんの息子さんと一緒に中国大陸へ戻った後だった。そして、家主はというと、子どもたちとのどかにジャンケンをしていた。

 それにしてもあのジャンケンという遊び、いつ、誰が作ったんだろう。

 

【昭和の風景】148

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 龍第8弾。

 書道風イラストを参照した。墨と筆一本んであれだけの表現ができるのか……。描きながら、感心ばかりしていた。 

 

【タイムラプス】5/14(日)4:47〜6:30の韮山方面の雨空。25秒。

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