いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

いつも見る山にたなびく朝靄(あ) 

【今日の一枚】たなびく朝霞。

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 きのうの雨が止んで、今朝は朝霞がたなびいた。
 これからは一雨ごとに春が近づいてくるか。吹く風はまだまだ冷たいけどね。
 この朝霞の中、市の広報、地区の広報、それと来年度4月からのカレンダーを組長宅に配達する。
 市のカレンダーのスタートは4月。カレンダーは普通、正月をスタート月とするがここは違う。いつから4月スタートのカレンダーになったのだろう。少なくとも私がここへ来てからずっとそのスタイルだ。学校も企業も、日本では4月から新年度がスタートするというのが一般的だから、私としてはその方が馴染みやすい。日本で暮らす分には何ら支障ないし、このままこのスタイルをずっと続けていってほしいくらいだ。


【書】「勒死」ロクシ(No.1,348)

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 「①首をくくって死ぬ。②首をしめて殺す。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「勒」は、革と力(リョク。ロクは変化した音)とで、力を入れて馬を制する革製の用具の意を表す。
 「死」は、人(匕は変化した形)と歹(残骨の意)とで、人の生命がつきて骨となる、「しぬ」意を表す。


【ディジタル画】『門』 五の一(No.788)

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 土曜の午後の二時過ぎ、佐伯の叔母が訪ねて来た。宗助はまだ仕事から帰って来ていない。御米が対応する。
 話題は小六の今後についてのはずが、話はもっぱら一人息子の安之助のことになった。
 自分の息子のこととなると話は尽きない。親バカの典型だね。


【昭和の風景】71

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 牧場の手伝いも終わりになりかけたある日、刈った牧草をサイロまで運んだ。サイロの中に入ったのは、このときが初めて。中は牧草でいっぱいだと思ってたけど、果たしてその通りだった。
 サイロには冬場に馬や牛に食わせる牧草をストックしておく。煉瓦造りだったり、石積みだったり、木製だったりするけど、基本的に円柱にとんがり屋根を乗っけた形をしている。
 サイロは、牧歌的な北海道の風景には欠かせない。これほど絵になる建物はない。
 今は機械化が進んで、刈り取った牧草をロール状に丸めて運搬するのが主流だが、私が手伝ったときはロール巻にしなかった。ロールにしないで昔ながらの手法で牧草をフォークに刺して持ち上げ、それをトラックに積んでサイロまで運んだ。
 牧草は意外と重い。一日がかりなんて無茶無理。体が持たない。腰がヘロヘロになって立てなくなる。午前中に刈り取った牧草を午後まで干し、乾いた頃合いにトラックに積んで運ぶのだが、それでも半乾きだから半端なくく重い。
 作業はそれで終わりではない。サイロまで牧草を運んだら、今度は上へ上へと積み上げていく。新しい牧草を古い牧草の上に積んだら、古い牧草はどうやって取り出すんだろう。そんなの知ったこっちゃない。
 サイロに入りきれない牧草はどうするか。馬房2階に積み上げておくのである。牧舎が2階建てになっているのはそのためだ。1階に馬を住まわせ、2階に牧草や馬房の敷藁を寝かせておく。


【タイムラプス】2月25日(土)6:09〜8:05の伊豆長岡の空。28秒。

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【新型コロナ】2/25(土)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→15,220(前週同曜日比 −1,911)
累計感染者数→33,189,993
死亡者数→72,289(前日比 +73)
<静岡県>
新規感染者数→368(前週同曜日比 −297)