いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

二月来て巨木や樹齢三百年(あ) 

【今日の一枚】神社のクスノキ。

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 家から市役所本庁に向かう途中に小さな神社がある。塞神社という。
 そこの境内にクスノキの巨木がある。推定樹齢は300年を超えているといわれるが天然記念物の指定は受けていない。
 丈のあるトラックや路線バスの走行に支障を来たすおそれがあるからだろうか、道がわの枝ばかりが揃って切り落とされている。
 すぐ近くには、昭和33年の狩野川台風の時に膨れ上がった洪水位を示す標識が立っている。
 天然記念物には指定されていないけれど、あの台風の時は、修善寺の熊坂地区から家ごと流されてきた被災者の心の拠りどころだったかもしれない。

   
【書】「豚児(兒)」トンジ(No.1,324)

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 「愚か者。自分の子の謙称。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「豚」は、いのこの意の豕と月(=肉)または月と又(=手)とで、祭礼に肉をささげるいのこ、「ぶた」の意を表す。
 「児(兒)」は、人の頭蓋骨の上部がまだ合わないさまで、幼い子の意を表す。


【ディジタル画】『それから』 十七の三(No.764)

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 代助の兄は平岡が父に宛てた手紙を懐中し、「おれも、もう逢はんから」と言い捨てて帰って行った。
 援助のつてがいよいよ途絶えた代助は、職探しに出て路面電車に乗る。車窓から見る世の中は、郵便筒(郵便ポスト)、蝙蝠傘、風船、電柱までもが赤赤真っ赤だった。
 「代助は自分の頭が焼け尽きる迄電車に乗つて行かうと決心した」。
 三千代は、そのとき三千代は、代助の頭の中でどんな色をしていただろう。代助と共に歩む道を選んだ三千代は、焼け尽きるほどに真っ赤に燃えていただろうか。


【昭和の風景】48

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 アカジャラ(焼く前の生のやつ)。
 子どもの頃、アカジャラと呼んでいた貝は、どうやら「赤皿貝」のことのようです。
 ネットの説明に、「北海道南部から東北(主に宮城県と岩手県)にかけて生息する貝で、(中略)一見ホタテのようですが、ホタテよりちょっとこぶりで貝殻が赤く、表面がゴツゴツザラザラしているのが特徴です」とある。
 生息地域は青森がすっ飛んでいるけど、ホタテ養殖に着手する前は、陸奥湾でも結構素潜りで採ってましたよ。
 アカジャラは養殖ホタテや牡蠣からするとお邪魔虫扱いされてるようです。身がぷりぷりしてて旨いんだけどなあ。でも、店ではついぞ見かけたことはありません。


【タイムラプス】2月1日(水)7:57〜10:19の伊豆長岡の空。35秒。

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【新型コロナ】2/1(水)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→55,007(前週同曜日比 −23,787)
累計感染者数→32,610,591
死亡者数→68,855(前日比 +265)
<静岡県>
新規感染者数→2,601(前週同曜日比 −1,355)