いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冬天を支へ煙突首もたぐ(あ) 

【今日の一枚】薪ストーブの煙突。

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 薪ストーブ本体よりも煙突のトータル額の方が高くつく。高くついたって煙突はどうしたって必要だ。煙突がないと煙が外に出ていかない。
 とかく、チロチロ燃える炎を見て心癒されるという向きもあるが、ストーブの生命線はなんといっても煙突と心得る。
 煙突を外に出すには壁に穴を開けないといけない。そして、穴に煙突が直に触れないように耐火板を貼り付ける。そうしないと煙突の熱で壁が焦げつく。
 10年ほど前はそれらを全て自前でやった。どうせぼろ家なんだしと躊躇なく壁をハンマーでぶち抜いた。ぼろ家じゃなけりゃそんな大胆なことはしない。今だったら、たぶんハンマーなんて振り回さないだろう。怪我のもとだし体もかったるいし。
 若い頃は平気でそれくらいやったんだけどな。よる年なみには勝てません。
 まだまだ修繕しなければならないところがそちこちにあるけど、巣食うシロアリとかスズメバチとかと上手く折り合いをつけながら、あとは自分の体と相談しながらですね、まあぼちぼちやっていきますわ。


【書】「逐電」チクデン(No.1,314)

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 「①電光を追うように、非常に速いこと。②[国]逃げて行くえをくらます。出奔。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「逐」は、豕(いのこ・しかなどの獣)と、足または辶とで、狩りで獣を追いかける意を表す。
 「電」は、申(いなびかり。テンは変化した音)に雨を加えて、申(もうす)と区別し、「いなずま」の意。


【ディジタル画】『それから』 十六の三(No.754)

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 三千代は代助を訪ねている。三千代は平岡と別れて代助と一緒になることにした。一緒になるに当たっては、それなりの覚悟はできている。その覚悟のほどを語る。
 「平岡君は全く気が付いてゐない様ですか」。
 「気が付いてゐるかも知れません。けれども私もう度胸を据ゑてゐるから大丈夫なのよ。だつて何時殺されたつて好いんですもの」。
 「殺されたつて」なんて、ずいぶん穏やかじゃないことを言う。


【昭和の風景】38

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 津軽の宵宮といえば「飴せんべ」でしょう。
 兄弟姉妹思うところは皆同じで、宵宮の帰りは大概飴煎餅が家への土産だった。煎餅なしの飴だけというのもあった。
 飴煎餅とは、なんのことはない、水飴を南部煎餅でサンドイッチした煎餅のことだが、これが滅法旨い。旨いというか、子どもの頃の懐かしい味だな。
 この「飴せんべ」は津軽の屋台でしか手に入らない隠れた名品だと思っていたら違った。津軽海峡を渡った北海道でも知る人ぞ知る名産なのだそうだ。ネットで知った。
 小学6年の時に修学旅行で函館に行ったけど、「飴せんべ」なんかどこにもなかったぞ。あったのは、トラピスト修道院の白いバター飴ばかりだ。


【タイムラプス】1月22日(日)6:11〜8:37の伊豆長岡の空。36秒。

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【新型コロナ】1/22(日)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→63,839(前週同曜日比 −43,296)
累計感染者数→32,065,790
死亡者数→65,659(前日比 +240)
<静岡県>
新規感染者数→2,228(前週同曜日比 −3,076)