【今日の一枚】春キャベツとほうれん草と春菊。
先週、近所にご不幸があり、きょう、区を代表する形で香典を届けに行った。
その帰り、畑の野菜をワゴンに積んでいる人に声をかけられた。
「畑で採れたもので、土が少し残ってるけど、洗えば大丈夫だ。これから帰って近所に配るつもりだが、どうだ一つ持ってかねえか」と言って、あれもそれもこれもと三つもくれた。それが、春キャベツとほうれん草と春菊。
その方は、ご不幸があった家の筋向かいに畑を持ちそこを耕している。この前、福島県出身だと知った。その方が東北訛りで気さくに声をかけてくれたのだった。
嬉しいねえ。こういう方が近くに住んでいると思うだけで、心あたたまる。
で、いただいたほうれん草で早速おひたしを作ってみた。
茹で上がったほうれん草を水に浸し、水を搾って切り揃え、皿に盛って削り節をかける。たったそれだけのシンプルなおかずだが、甘い甘いと一人で大盛り三皿も平らげた。
春菊は、柔らかい葉のところをむしり取り、蒟蒻と一緒にすき焼きだれで煮込んだ。これも甘く出来上がり、しまいには薪ストーブの前にでんと座って、いただいた野菜をつまみながらちびちび晩酌を楽しんだ。
う〜ん、至福のひととき。
春キャベツは、明日の朝ポテトサラダを巻いて、ホットサンドに挟んで食おう。
【書】「得業」トクギョウ(No.1,322)
「学業を終える。卒業。」(『旺文社漢字典』第2版)
「得」は、〓が本字。原字の〓(トク。「貝」の下に「寸」を置く形。貝を手にしたさまで、財貨をえる意)に彳を加えて、行って「える」意を表す。
「業」は、楽器の鐘をかけるために立てた木の台の形にかたどる。のち、その飾り板の意。転じて、文字を書いた板。また、それについて学ぶ意。ひいて、仕事の意に用いる。
【ディジタル画】『それから』 十七の一(No.762)
代助は夜の10時過ぎになってこっそり家を出て平岡宅へ向かう。三千代の容態が気になって仕方がない。が、門前を行ったり来たりするだけで中に入らない。いや、入れない。
そこにヤモリが登場する。軒燈の硝子 (がらす)にぴたり貼り付いて動かない。代助はヤモリと三千代を重ね合わせ、三千代に危険が迫っていることを想像する。
【昭和の風景】46
道のど真ん中で遊ぶ子どもたち。
今や道は車専用みたいになってしまったが、かつてはびゅんすか車の往来する道さえ子どもたちの遊び場だった。
しかし、子どもたちは何をそんなに夢中になって遊んでいるのだろう。すぐそばを車が通っているというのに。
【タイムラプス】1月30日(月)8:29〜10:11の伊豆長岡の空。25秒。
【新型コロナ】1/30(月)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→20,818(前週同曜日比 −10,834)
累計感染者数→32,496,996
死亡者数→68,126(前日比 +255)
<静岡県>
新規感染者数→1,220(前週同曜日比 −851)