【今日の一枚】市役所市庁舎敷地にあるATM。
いつもお世話になっております。
きょう(1/27)は雨だったが、どうしても金融機関が開いている時間に利用する必要があって、カブを使わず歩いて往復した。
娘にいつまでも脛を齧られ、物入りの孫どもに小遣い吸い取られ、蓄えがどんどん目減りしていく。ああ、長生きしてもいいことなんて一つもない。
【書】「陶土」トウド(No.1,319)
「陶器を造る材料の土。土で陶器を造る。」(『旺文社漢字典』第2版)
「陶」は、阝(丘の意)と、音を表す匋(トウ。つき固める意→擣)とで、丘の上につき固めて築いた二重の丘の意を表す。借りて、やきものの意に用いる。
「土」は、土地の神を祭るために盛り上げた土柱の形にかたどり、もと、土地の神の意、ひいて「つち」の意を表す。
田舎青森の山の畑に行く途中の川縁に、良質の粘土が採れる場所がある。そこから農道を挟んだ反対側の畑では鏃(やじり)が多く出土した。
思うにそこは、かつての古代縄文人か何かの集落があった場所なのではないだろうか。これは地元の郷土研究家の耳にも入れていない。畑の主はどう思っていたか知らないが、洟垂れ小僧から見れば、そこいらは安易に人に言ってはいけないような、お宝がたくさん埋まっている秘密の場所のような気がした。
【ディジタル画】『それから』 十六の八(No.759)
代助は訪ねてきた平岡に言う。
「君の立場から見れば、僕は君を裏切りした様に当る。怪しからん友達だと思ふだらう。左様思れても一言もない。済まない事になつた」
結果として済まない事になったけど、三千代さんに対する思いに矛盾はないと代助は言う。が、それって、自分の思っていることを貫き通したいという勝手なんじゃないの? だとしたら、自らの斡旋で平岡と三千代を結婚させるべきじゃなかった。平岡からすれば、今更何を言ってるんだという感じなんじゃないかなあ。
【昭和の風景】43
トロッコ。
東北本線の複線化工事が進み、それ用の新しいトンネルも旧線路より一つ山側に掘られた。
いよいよ旧単線が廃止になるにあたり、複線化工事の関係者の乗り物として用意されたのだろうか、既に列車が走らなくなった単線をトロッコが走っていた。
それを羨ましそうに眺めていたら、あるとき「坊主、乗ってみるか」と工事のおじさんが声をかけてくれた。トロッコには乗ったことがないこれはチャンスだ、このチャンスを逃したら二度と乗れないと判断し、当時仲の良かった友達と即座に首肯した。
案の定、その後トロッコという乗り物に乗ったことはない。上京して芥川龍之介著『トロッコ』と出会ったときは、トロッコに乗ったことのある体験が臨場感を持って蘇ってきた。今ではいい経験をしたと思っている。
【タイムラプス】1月27日(金)6:06〜8:15の伊豆長岡の空。32秒。
【新型コロナ】1/27(金)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→53,853(前週同曜日比 −28,310)
累計感染者数→32,347,336
死亡者数→67,429(前日比 +344)
<静岡県>
新規感染者数→2,333(前週同曜日比 −1,282)