いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

芒の穂せえのでぐらりゆらめけり(あ)

 きのうまで応募するつもりでいた「芥川龍之介『蜜柑』を描く」展は諦めた。今の自分にぴったりの企画だと思ったんだけどなあ。
 応募規定に、「デジタル作品や写真、プリント作品不可」とあるのが気になって事務局にメールで確かめたら、規定に唱ってあるとおりとの返事が返ってきた。つまりは「デジタル作品は不可」ということだ。残念。もってこいの企画だったんだけどなあ。
 仕方がない。もう少し力を蓄えていれば、そのうちデジタル作品も許可になるだろう。ならないか。
 ならなくてもいいや。
 そもそも始めたのは、金をかけないで、iPadとpencilさえあれば気軽に描けるのがよかったからだし、老後の楽しみとしてこれ以上のものはないと思ったからだ。
 でも、なんだなあ。まだ紙媒体の方が味わいがあるとする向きの人が多くいるんだなあ。ペーパーレスが叫ばれてだいぶ経つけど、実際はそうなっていない。ディジタル画の気軽さを体感した私としては、楽しいからそうするのであって他意はない。たぶん死ぬまでディジタル画を追及すると思うよ。だって、それやってると時間の経つのも判らないくらい楽しいもん。


【今日の一枚】前の道路。

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 道路脇に生えていたススキの穂を鎌で刈り取った。ちっとはスッキリしたかな。
 カイヅカイブキの植え込みは向かいのホテル(休業中)のもの。手入れする人がいないから我が物顔で道路に迫ってきている。この前、この茂みの下の側溝からハクビシンが顔を覗かせた。そんなのが棲むようになっちゃ、いよいよ幽霊屋敷だな。早く買い手がついて昔の活気を取り戻したいものだ。
 金をわんさか持っている青年実業家あたりが買い取って、人間が寝泊まりできるような施設にしてくれるとありがたい。ハクビシンじゃ物騒だ。


【書】「酌量」しゃくりょう(No.1,219)

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 「①酒や米などの量をはかる。②事情をくみとって手加減する。斟酌(しんしゃく)。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「酌」は、酉(さけ)と勺(しゃく。ひしゃく)とで、酒をくむ意を表す。
 「量」は、日(品物の意)と重(おもさの意)とで、物のおもさを「はかる」意を表す。


【ディジタル画】『それから』 二の一(No.659)

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 学校時代の友人・平岡が代助の家を人力車で訪ねる。
 平岡は、宿に蟇口を忘れてきたから車代を出してくれと言う。その人力車は「がらがらと門前迄乗り付けて」とあるから、ゴムタイヤではなく木製の車輪だったんだな。木製の車輪じゃ乗り心地はそんなに良くはなかったろう。道はアスファルトでもなかったようだし。でも、歩くよりはマシか。当時の道路は大通りでもそういう状況だったと思えばいい。
 でも、尻痛そう。


【タイムラプス】10月19日(水)7:16〜9:36の伊豆長岡の空。34秒。

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【新型コロナ】10/19(水)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→43,379(前週同曜日比 −2,974)
累計感染者数→21,885,545
死亡者数→46,094(前日比 +71)
<静岡県>
新規感染者数→1,420(前週同曜日比 +480)