【今日の一枚】550円の唐揚げ弁当。
カミさんが以前、伊豆へ来るときに寄っていた弁当屋が韮山の山通りにある。
家からだと韮山反射炉交差点を越えて500mほど先。高校が近くにあり、部活の子たちがよく唐揚げ弁当を買いに来るという。この唐揚げの大きさが半端ない。
近くには高校の他に中学校もある。中学校は基本的に給食だから、生徒職員は学校があるときはその給食を食う。
弁当屋で弁当を買うのは休日。例えば休日に中学校の体育館で練習試合なんかをするとき。当然、他校の子たちも昼食のときは寄ってたかってそこに群がるから、店は大繁盛する。
最初の頃、皆さんが頼むのについ釣られて私も唐揚げ弁当を頼んでしまったことがあった。
弁当は発泡スチロールの蓋が盛り上がったまま出てきた。盛り上がったところは輪ゴム2本でくるまれてあるが、輪ゴムの締め付けがまるで役に立ってない。蓋を開けると、中には赤ちゃんの拳くらいの大きさの唐揚げが4個も詰め込まれ、それがために蓋が閉じられず宙に浮いているのだった。ほんと、あのボリューム満点の唐揚げ弁当には、大したたまげた。
果たして、食い切れなかった。それからはそこで唐揚げ弁当を買わないことにした。で、さまざまな具を散らした幕の内弁当のようなのを買うことにした。爺にはこれくらいの量がちょうどいい。
カミさんは以前は昼前に伊豆へ着くように来ていた。それで、ここの弁当を人数分買ってテーブルに広げたものだが、いつからかそれもしなくなった。昼に来ないで夕方に来るようになった。
昼は道路が混むから、とかなんとか言い訳しているが、ま、ひとまずそういうことにしておくべい。その方が、ほれじぃじだばぁばだと四六時中ベタベタ世話を焼かれるよりは、孫としてもほどよい距離を保つことができて都合がいいかもしれない。
今回はカミさんは来ず、ママが孫を連れてきた。ママがそこの弁当屋で唐揚げ弁当を買うのは初めてじゃないかな。
久々に唐揚げ弁当を食ってみた。唐揚げの大きさと数は昔と変わらなかったが、価格がいつの間にか50円アップしていた。そうでもしないと昔ながらの味と量を保てないのだろう。もちろん今回も一度では食い切れず、残りを晩酌に回した。
【書】「星夜」せいや(No.1,156)
「星が輝いて明るい夜。星月夜ほしづきよ・ほしづくよ。」(『旺文社漢字典』第2版)
「星」は、ほしをかたどった晶(日は省略形)と、音を表す生(せい。清い意→清)とで、清らかに輝く「ほし」の意を表す。
「夜」は、月を示すかたちと、音を表す亦(えき。「や」は変化した音。かがやく意→皙)とで、月のかがやく「よる」の意を表す。
【ディジタル画】『坑夫』 38(No.596)
またしても、種田山頭火「分けいつても分けいつても青い山」が目の前に広がる。
「昨夜あれ程登つた積だのに、まだ登るんだから嘘の様でもあるが実際見渡して見ると四方は山ばかりだ。山の中に山があつて其山の中に又山があるんだから馬鹿々々しい程奥へ這入る訳になる」。
いったい、幾つの山を越えれば目的地に到着するのだろう。作品は第38話を過ぎてもまだ足尾銅山に辿り着かない。
今回もConceptsで描いた。雲が変。いかん、きのうの見事な朝焼けに気持ちがひきづられている。
【タイムラプス】8月17日(水)5:20〜7:59の伊豆長岡の空。39秒。
【新型コロナ】8/17(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→166,205(前週同曜日比 −46,290)
重症者数→614(前日比 +7)
伊豆の国市陽性者数→89(前日比 −35)(静岡県HPより)