いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

連獅子の髪さながらに雪柳(あ)

 きょうは朝から冷たい雨が降り続き、まるで冬に逆戻りしたような寒い一日だった。
 箱根では雪が降り、用事で小田原に行っていたママは箱根新道の通行止めに遭って帰れなくなった。で、午後から孫二人を連れて歯医者に行く予定がキャンセルとなり、後日改めて歯医者に行くことになった。
 雨だと私も買い物に行けない。それで買い置きしてあった鶏釜飯の素を取り出して、それを晩飯とした。
 卵がたっぷりあったので、それを8個茹でて一品に加える。
 あとは、ほうれん草のおひたし。これはおととい作ってあったので、タッパーから出して皿に盛った。「すりごま」をまぶし、ツナで和えてポン酢を垂らせば立派なおかずになる。はずだが、孫どもは箸をつけない。奴らは、そんな料理よりもポテトフライ揚げとか唐揚げを好む。勝手にするがいいさと、私は私用に冷蔵庫に入れてあったホタルイカを出して晩酌のつまみにする。
 さて、晩酌を終えて寝ようとしたら、区の重鎮が雨の中をわざわざ訪ねてくれた。今後の行く末が気になって眠れないといったふうだった。
 私はといえば、なんとかなるさと能天気に構えていて、それがまた不安を募らせる原因になっているらしい。まあ、のほほんとしているのはそういう性格だから諦めてもらうしかないね。こればれどもなね(津軽弁で、こればかりはどうにもならないの意)、今更直そうにも直せない。


【きょうの一枚】庭のユキヤナギ(雪柳)。

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 まるで雪が降ったように白い花をびっしり枝につける。これもまた春爛漫に先駆けて咲く花である。

 風に吹かれるとゆさゆさ揺れて、連獅子の勇姿のそれとなる。


【書】「妥当(當)」だとう(No.1,010)

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 「ほどよくかなう。あてはまる。適当。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「妥」は、手と女とで、女性をすわらせる意。ひいて、おだやかの意。
 「当(當)」は、田と、音を表す尚(しょう。「とう」は変化した音。相応する意→償)とで、双方の田畑の価値が相応する意、ひいて「あたる」意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 12(No.450)

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 野々宮宗八の研究室を出た三四郎は、夕日の映える池のそばへ来てしゃがむ。この作品が人気を博し、のちに「三四郎池」と称されるようになる東大構内の池である。
 風景に人物を溶け込ませてみました。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いています。 


【タイムラプス】3月22日(火)8:02〜9:05の韮山方面の雨空。30秒。

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【新型コロナ】3/22(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→27,701(前週同曜日比 −4,767)
重症者数→951(前日比 −4)
累計死亡者数→27,184(前日比 +58)