いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

番して水掻き脅し春の鴨(あ)

 2階へ行ったり来たりするたびに、階段隅に溜まる塵が気になっていた。
 いつもは、流しにぶら下げてある手拭きのタオルを洗濯するタイミングで階段の塵を拭き取るのだが、それが意外に面倒だったりする。普通の掃除機の大きさだと階段の上り下りするのに厄介で、自動車内を掃除するようなハンディータイプの掃除機がないかと、機会あるごとにあちこちの家電量販店を覗いていた。
 それできょう、修善寺の家電量販店で手頃なやつを見つけた。4千円を切る価格も魅力。本当は隣に展示されてあったワンランクパワフルなのが欲しかったが、寄ってきた店員に訊いたら、iPadを操作しながら店員は、申し訳ありませんそちらはただいま在庫を切らしておりますと言った。
 在庫切れでは仕方がない。パワーは落ちるが4千円を切る価格に負けて「これください」と言って買ってきた。
 家に帰って取説を読んだら、充電に約10時間かかると記されてある。
 いくら何でも10時間はかかり過ぎでしょう。夜9時に電源を入れても翌朝7時までは使えない勘定だ。これは、安物買いの銭失いになりそうな気配濃厚。どうせならもっと簡単に充電できるのにしとけばよかった。


【きょうの一枚】せせらぎを泳ぐ番の鴨。

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 三島の商工会議所の脇にちょっとした公園がある。
 きのう確定申告受付を待つ間、その公園のベンチで初夏のような日差しを浴びながらうとうとしていた。そうしたら、せせらぎの岸辺で鴨が水を掻いていた。これは絵になるとスマホを向けたら、鴨のやつ、つっと背を向けてせせらぎの中ほどに泳ぎ去った。さては、鴨南蛮にして食ってやれというこちらの腹を読まれたか。

 
【書】「成因」せいいん(No.1,003)

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 「物事ができた原因。なりたちのもと」(『旺文社漢字典』第2版)
 「成」は、戉(おの・武器)と、音を表す丁(てい。「せい」は変化した音。うつ意→征)とで、打ちたいらげる、ひいて、なしとげる意。
 「因」は、人(大)が寝ている敷物の形をかたどる。茵(いん。=しとね。)の原字。ひいて「よる」意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 5(No.443)

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 列車で一緒になった女と名古屋の旅館に同宿した三四郎。翌朝、女に言われる。
 「あなたは余つ程度胸のない方ですね」
 『三四郎』の有名なシーン。その時「にやりと笑つた」女の意味深な笑みを描きたかったが、その「にやり」がうまく描けない。
 手に持っているのは小供の玩具の「でんでん太鼓」。当時の小供の玩具といえば、やっぱりこれでしょう。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。 


【タイムラプス】3月15日(火)6:31〜8:39の韮山方面の雨空。31秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228052392157285/?d=n


【新型コロナ】3/15(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→32,471(前週同曜日比 −4,606)
重症者数→1,175(前日比 ±0)
累計死亡者数→26,278(前日比 +116)