いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ポテト皿塩だけがある夜半の冬(あ)

【きょうの一枚】農産地直売所「伊豆のへそ」店。

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 図書館の帰り、孫が食うポテトフライに振りかける塩を買おうとして、図書館近くの「伊豆のへそ」へ立ち寄った。
 ところが、行って驚いた。かつてあった店が、ことごとく「村の駅」農産物直売所になっていたのである。
 「村の駅」は三島・大場の病院へ行った時によく寄り道するマーケットで、ここで玉ねぎスープの粉末とか伊豆の塩をよく買う。その店が知らない間に「伊豆のへそ」にも進出してきていた。
 「村の駅」の閉店は早い。午後5時になると店を閉める。病院の診察が遅れて午後5時を過ぎてから店へ駆けつけても、店は例外なく閉まっている。そんなことが何度もあった。
 病院へ通うのは月一回だから、一旦買いそびれると、たとえば、玉ねぎスープなら玉ねぎスープを切らしたまま1ヶ月我慢するという不都合が生じていた。いくら田舎の店は閉まるのが早いといっても、午後5時閉店って早過ぎません? これじゃ病院へ行く前にマーケットで買い物を済ませなければいけない。となると、冷凍物なんて買えませんよ。診察を待っている間に自然解凍しちゃう。
 目当ての商品が買えないまま店が閉まって難儀していたが、すぐ近くで手に入ることを知って心が幾分穏やかになった。これで病院に行かない日でも、ここへ行けば伊豆の塩が手に入ることが判った。
 出店はつい最近かと思っていたら違った。レジの人に訊いたら、開店してかれこれ3年になるという。へええ、そんなに経ってたんだ。
 ここは、中学校の鎌倉遠足の時に観光バスに乗り込んだ場所だが、その時はまだこんな看板なかったよなあ。私が遠足の引率をしなくなってからできたみたい。そうか、あれからもう3年経つのか。光陰矢のごとし、だねえ。


【書】「朱夏」しゅか(No.950)

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 「夏の別名。朱明。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「朱」は、木の中心にしるし(・)をつけ、樹木の幹の中心部を示し、中心部のあかいことを表す。
 「夏」は、人が面をかぶってすり足で舞を舞っているさまをかたどり、もと舞の名。借りて、四季の「なつ」の意や、大きい意に用いる。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 71(No.392)

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 吾輩の好む運動に「松滑り」というものがある。が、実はこの松というのが曲者で、松には脂(やに)があるときた。「一たび、毛の先へくつ付け様ものなら、雷が鳴つてもバルチツク艦隊が全滅しても決して離れない」らしい。
 そこへご主人、「少しは活気を帯びて、晴れやかに見える」顔色で帰ってくる。「洗湯(せんとう)」の帰りらしい。そこで吾輩は銭湯に俄然興味を持つ。そして裏口から忍び込んで中の様子を伺うと……。
 そこに「三助」は見えないが、江戸時代から明治にかけては、その手のサービスを職業とする人はまだいたらしい。銭湯から戻ってきた苦沙弥先生が、「少しは活気を帯びて、晴れやかに見える」のは、もしかしたら三助のサービスのおかげかもしれない。
 と思ったが、苦沙弥先生だと色気がないから、三助が見目麗しき若い女性の背を流している図を描いてみることにした。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。 


【タイムラプス】1月21日(金)8:35〜10:07の伊豆長岡の空。22秒。

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【新型コロナ】1/21(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→46,199(前週同曜日比 +27,347)
重症者数→287(前日比 +6)
累計死亡者数→18,469(前日比 +8)