いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ストーブに薪くべどつこい生きてゐる(あ)

 ここまでギリギリの苦しい生活をなんとか乗り切ってきたが、いよいよもって乗り切れそうもない気配が濃くなってきた。なんとかなるさと嘯いても、蓄えがなければなんともならないことが、ボディブローのようにじわじわきいてきた。
 病院に行きたいが行けない。餅を搗きたいが餅米がない。年賀状を出したいが出せない。ないない尽くしの年の瀬。なんとも寂しすぎます。
 まさか、こんな展開になろうとは思ってもみなかった。版画を彫る板はあっても、年賀はがきを買うだけの余裕がない。とうとうここで、40年ほど続けてきた木版画年賀状が潰えるのか。残念じゃ。無念じゃ。
 ああ、岡林信康の「チューリップのアップリケ」が聞こえる。♪……なんでうちの家 いつもお金がないんやろ♪


【きょうの一枚】薪になりそうな廃材。

f:id:jijiro:20211205074008j:image
 前回頼んだピザバス屋さんに追加の薪を注文したのは火曜。以来うんともすんとも言ってこない。ピンチ。暖をとる薪がない。
 そこで、庭の隅に寝ている廃材をかき集め、電動ノコギリで適当な長さに切った。これで2日は持つか。注文した薪が届くまでの一時しのぎのつもりだが、それにしたって全然足りない。
 だいたい、注文先から何の連絡もない。弱った弱った。これではぬくぬく正月を迎えられない。


【書】「市虎」しこ(No.902)

f:id:jijiro:20211205073951j:image
 「町なかに虎がいるなどあり得ないが、それでも三人が口をそろえて言えば、それが本当のことと信じられてしまう。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「市」は、市の立つ場所を示すために立てる標識の形。市が開かれる場所は多くの人々が集まるので、高い標識を立て、監督者を派遣して管理した。
 「虎」は、鋭い牙のある大きな口をあけた獣の形にかたどり、「とら」の意を表す。


【ディジタル画】松平健(No.344)

f:id:jijiro:20211205073927j:image
 来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、平清盛役を演じる。
 サンバのリズムでダンスも披露してくれる。なかなかサービス旺盛な時代劇の顔である。
 スキンヘッドの似合う役者さんはそうそういないが、この方はピタリとハマりますね。お生まれは、花のニッパチ。おお、私と一緒だ。
 今回使ったブラシは、輪郭と彩色に「Gガッシュ」、字には「いつもの手書きペン(カヌレ)」。 


【タイムラプス】12月4日(土)7:22〜9:48の伊豆長岡の空。36秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227468463119424/?d=n


【新型コロナ】12/4(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→145(前週同曜日比 +24)
重症者数→32(前日比 −6)
累計死亡者数→18,364(前日比 +2)