ここまでギリギリの苦しい生活をなんとか乗り切ってきたが、いよいよもって乗り切れそうもない気配が濃くなってきた。なんとかなるさと嘯いても、蓄えがなければなんともならないことが、ボディブローのようにじわじわきいてきた。
病院に行きたいが行けない。餅を搗きたいが餅米がない。年賀状を出したいが出せない。ないない尽くしの年の瀬。なんとも寂しすぎます。
まさか、こんな展開になろうとは思ってもみなかった。版画を彫る板はあっても、年賀はがきを買うだけの余裕がない。とうとうここで、40年ほど続けてきた木版画年賀状が潰えるのか。残念じゃ。無念じゃ。
ああ、岡林信康の「チューリップのアップリケ」が聞こえる。♪……なんでうちの家 いつもお金がないんやろ♪
【きょうの一枚】薪になりそうな廃材。
前回頼んだピザバス屋さんに追加の薪を注文したのは火曜。以来うんともすんとも言ってこない。ピンチ。暖をとる薪がない。
そこで、庭の隅に寝ている廃材をかき集め、電動ノコギリで適当な長さに切った。これで2日は持つか。注文した薪が届くまでの一時しのぎのつもりだが、それにしたって全然足りない。
だいたい、注文先から何の連絡もない。弱った弱った。これではぬくぬく正月を迎えられない。
【書】「市虎」しこ(No.902)
「町なかに虎がいるなどあり得ないが、それでも三人が口をそろえて言えば、それが本当のことと信じられてしまう。」(『旺文社漢字典』第2版)
「市」は、市の立つ場所を示すために立てる標識の形。市が開かれる場所は多くの人々が集まるので、高い標識を立て、監督者を派遣して管理した。
「虎」は、鋭い牙のある大きな口をあけた獣の形にかたどり、「とら」の意を表す。
【ディジタル画】松平健(No.344)
来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、平清盛役を演じる。
サンバのリズムでダンスも披露してくれる。なかなかサービス旺盛な時代劇の顔である。
スキンヘッドの似合う役者さんはそうそういないが、この方はピタリとハマりますね。お生まれは、花のニッパチ。おお、私と一緒だ。
今回使ったブラシは、輪郭と彩色に「Gガッシュ」、字には「いつもの手書きペン(カヌレ)」。
【タイムラプス】12月4日(土)7:22〜9:48の伊豆長岡の空。36秒。
https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227468463119424/?d=n
【新型コロナ】12/4(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→145(前週同曜日比 +24)
重症者数→32(前日比 −6)
累計死亡者数→18,364(前日比 +2)