いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春の炉に煮転がしたる芋の鍋(あ)

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映が始まって、1/30で第4回を数えた。
 第4回の先月日曜は、伊東祐親の娘八重姫が恋仲の源頼朝に山木判官在宅を矢文で告げて頼朝に挙兵を決意させるシーン。
 早速発信された志茂田景樹さんのLINEブログでも「三谷脚本は要の史実はきちっと捉えているが、人間臭が漂う描写によって圧倒的なリアリティーを醸し出している。これから続々登場するであろう戦いの場面をどう描くか。大いに楽しみだ」と絶賛。私もエキストラとして出場したドラマでもあるし、志茂田景樹さん同様、これからの展開を人一倍楽しみにしている。


【きょうの一枚】里芋の煮っ転がし。

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 ママが持ち帰った袋の中に里芋を見つけたので、これで素朴な煮っ転がしを作ることにした。
 私の生まれ育った青森では里芋を栽培しない。いや、栽培している農家もあったかもしれないが、私には食した記憶がない。食ったのはもっぱら馬鈴薯だった。
 皮を剥いた馬鈴薯はたいそうなご馳走だった。その次は「はちまき」といって、馬鈴薯の真ん中を一レーンだけ一周皮を剥いたやつ。そして最後が皮を剥いていないそのまんまの馬鈴薯。で、我が家で茹でる馬鈴薯は大抵皮付きのそれだった。たまに「はちまき」が出たりもしたが、つるっぱげは皆無だった。
 同じ馬鈴薯なのに、皮の剥き方で味が異なるとも思えないが、なんとなくつるりと皮を全部取り払った方が上品な味になるような気がした。料理って、きっと見た目も大事なんだろうな。
 なぜ青森で里芋を見かけなかったか。気になったので、「里芋」「北限」でネットに当たってみた。そうしたら、どうやら里芋の北限は岩手あたりらしい。青森は里芋の栽培に適する気温まで届かなかったのかもしれない。北海道もどうやらそのようだ。
 こうしてみると、青森って寒かったんだなあ。そこへ18年も住んでいたなんて今では嘘のようだ。それを思えば私もずいぶん寒さに弱くなったものだ。私の体もこちらに長く住んでいる分、いつの間にか里芋化しているのかもしれない。


【書】「池魚」ちぎょ(No.962)

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 「池の中の魚。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「池」は、もと、沱(だ)が本字。氵(水)と、音を表す〓(だ。「蛇」の「虫」の部分を取り除いた形。也は変化した形。「ち」は変化した音。横にひく意→〓の「虫」の部分を「扌」に置き換えた形)とで、水をひくみぞの意を表す。転じて、ほり、「いけ」の意に用いる。
 「魚」は、さかなの形にかたどり、「うお」の意。ひいて「すなどる」意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 83(No.404)

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 落雲館の悪ガキどもが隣の空き地を越えて、そのまた隣の苦沙弥先生宅まで乱入するようになった。そんなある日の午後、縁側で午睡していた吾輩は虎になった夢を見た。そんな夢から覚めたのは、これまた苦沙弥先生の怒鳴り声だった。落雲館のやんちゃ君が苦沙味先生宅に乱入したらしい。
 それで、今回は吾輩が夢で虎になったという話から、虎を描くことにした。今年の干支でもあるし、遅ればせながらの年賀状がわりだ。
 今回はすべて「Gガッシュ」で描いている。きのうは「アニメーター鉛筆」ブラシを使ってみたが、やはり「Gガッシュ」の方が私には性が合っている。 


【タイムラプス】2022年2月2日(水)8:08〜10:30の伊豆長岡の空。35秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227812220713149/?d=n


【新型コロナ】2/2(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→81,657(前週同曜日比 +19,044)
重症者数→804(前日比 +21)
累計死亡者数→18,885(前日比 +70)