いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

伊豆の海伊豆の山川冬ぬくし(あ)

【きょうの一枚】プランターに育つミニトマトの苗。

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 この夏ずいぶんお世話になったミニトマトを、プランターからきれいに引っこ抜いたつもりが、抜き切れていなかったのだろう。それが師走を迎える今になって、こんなに元気に育っている。水遣りも追肥もしないのに、だよ。連作障害ってどこの世界の言葉? と言わんばかり。いやあ、その生命力には驚かされます。
 黄色い花が咲く準備をしているけど、そのための支柱は立てないつもり。時期も時期だし、夏みたいなパンパンに張った実はつけないだろうから。元気なのも今のうちさ、そのうち霜にやられるよ。そう見ている。
 それより、問題は薪です。年を越す前には底を突く勢いでストーブにくべられています。それもこれも、孫にひもじい思いをさせたくない一心。

 が、このペースだと追加注文必至。大寒に暖をとる薪がないんじゃ、洒落にならない。武士は食わねどくべる薪。みのひとつだになきは勘弁。


【書】「左遷」させん(No.896)

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 「官位を下げる。左降。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「左」は、ナ(さ)と工とを組み合わせた形。ナは左のもとの字で、左手の形。工は巫祝(ふしゅく=神に仕える人)が祈りごとをするときに持つ呪具(じゅぐ)。工を両手で持つ形は巫(みこ)である。左は左手に工を持って祈り、神のいる場所を尋ね、神の佑助(ゆうじょ=助け)を求めることをいう。それで左は「ひだり、たすける」の意味となる。
 「遷」は、辶と〓(せん=遷から辶を取り除いた形で、抜け出る意)とで、他所に「うつる」意を表す。


【ディジタル画】頼山陽(No.338)

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 当分多忙で行かれないと年始状をよこした迷亭君が苦沙味先生(吾輩のご主人)を訪問。苦沙味先生は書斎に籠もって新体詩を作っていた。それを見た迷亭君が例によってちょっかいを出す。そのちょっかいに山陽(頼山陽)の名が出てくる。
 頼山陽著『日本外史』は幕末の志士たち多大な影響を与えた書物といわれる。私も、藤沢に古くからある古書店でそれを見つけて衝動買いしたが、買った本は、開けばハードカバーがほろりと剥がれ落ちそうなほど傷んでいて、買ってはみたものの、それを理由についぞページを繰ったことはなかった。引越しを重ねるうちに本棚からも消え、今はどこに仕舞ってあるかも判らない。なんだこんな汚いものと、カミさんに捨てられてしまったかもしれない。
 本文は、漢文調で「源氏、足利以来、軍職(征夷大将軍)にありて、太政大臣の官を兼ねるものは、独り公(徳川家康)のみ。けだし、武門の天下を平治すること、これに至りてその盛を極む」と拡張高い。
 買ったときは、読みたいと思って買ったのに、次から次へ読みたいものが出てきて、『日本外史』はとうとう後回しにされてしまっていた。で、今はどこへいったか行方不明。やはり本は、読みたいと思ったときに間髪を入れずに読むべきですね。
 その罪滅ぼしというわけではないが、今回は頼山陽の肖像画です。
 輪郭に「Gガッシュ」を使い、彩色に「水彩&ぼかし」を使い、字には「いつもの手書きペン(カヌレ)を使った。 


【タイムラプス】11月28日(日)7:44〜10:08の伊豆長岡の空。35秒。

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【新型コロナ】11/28(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→125(前週同曜日比 +14)
重症者数→50(前日比 −1)
累計死亡者数→18,357(前日比 +1)