いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋の野の真ん中漕いで水筒子(あ)

【きょうの一枚】毎日洗う水筒。

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 孫と一緒に住むようになってから、毎日水筒を洗うのが日課になった。お兄ちゃんの分、孫娘の分、そしてママの分。ママの分はなぜか2本。それに、孫たちのクラブチームの練習がある時は、学校の分とクラブの分の2本を用意するから、多いときは6本洗うことになる。
 水筒洗い専用のボトルブラシはある。が、飲み口の蓋にパッキンがついていて、毎回これを外して洗うのが面倒。一度パッキンを外さずに洗って持たしたら、学校から帰ってきた孫娘に「きょうの水は変な味がした」と指摘された。
 見ると、外したパッキンに黒い点てんが付着している。カビだ。変な味の原因はこれだったのか。
 訊くと、「ママは土日にパッキンを外して、漂白剤に漬けておく」という。それを知ってから、私もそうすることにした。
 私が子どもの頃は、飲み水といったらもっぱら井戸水だった。井戸から汲んだ水を甕に溜めておいて、それを柄杓ですくって飲んだものだ。それが今や、飲み水も買う時代になった。それに伴って、飲み水を入れる水筒もどんどん進化している。そのあまりの違いに、私は隔世の感を禁じ得ない。それだけ年を取ってしまったということなのだろうか。


【書】「天真」てんしん(No.865)

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 「自然のままの純粋な人の本性。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「天」は、人の頭の形。手足を広げた人を正面から見た形の大の上に大きな頭をつけた形である。人の体のいちばん上にある頭を意味する天を借りて、「そら」を天というようになった。
 「真」のもとの字は眞。匕(か)と県(けん)とを組み合わせた形。匕は人を逆さまにした形で、死者の形。県は首を逆さまに懸けている形で、眞は顚死者(てんししゃ)、不慮の災難にあった行き倒れの人をいう。このように思いがけない災難にあって命を落とした人の怨霊(おんりょう=うらみを持って死んだ人の霊)は、強い力を持つ霊として恐れられた。真が「まこと」の意味となるのは、人の生は一時(ひととき=わずかの間)、仮の世であるが、死後の世界は永遠であるという古代の人びとの考えによるものである。


【ディジタル画】岡本鉄二(No.307)

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 10/8に逝去された白土三平氏の実弟。『カムイ伝』の作画を担当していたそうだが、今回の訃報で、そのことを初めて知った。三平氏の後を追うように、氏が亡くなった4日後の10/12に旅立った。
 これも、Procreateだけで描いた。「筆ブラシ」機能をうまく使えば、「Zen Brush 3」の滲みのような表現ができるかもしれないと、ふと思った。 


【タイムラプス】10月28日(木)8:58〜10:21の伊豆長岡の空。20秒。

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【新型コロナ】10/28(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→312(前週同曜日比 −76)
重症者数→184(前日比 −13)
累計死亡者数→18,228(前日比 +7)