いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雨雫水中花とや黄楊の花(あ)

【今日の一枚】イヌツゲ(犬黄楊)の花。

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 郵便受けにイヌツゲの新芽の枝が覆い被さっていて、その枝に、目を凝らさないと判らないくらいの小さな花がびっしりついていた。


【書】「率爾」そつじ(No.719)

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 「あわただしいさま。にわかなさま。また、軽々しいさま。率然。」(『旺文社漢字典』第2版)
「率爾ながら、少々お尋ね申します」などと使う。「突然で失礼ですが……」くらいの意味。時代劇のセリフによく出てきますね。


【ディジタル画】志茂田景樹(No.163)

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 カラフルな髪の毛と衣装で、かなりぶっ飛んだ方だと思っていたら、これが歴とした直木賞作家というんだからまたまたぶっ飛ぶ。
 Twitterのフォロワーの数が41.2万人と知ってさらにぶっ飛ぶ。興味があってちょっと覗いたら、悩みを持つ方への人生相談みたいなことをつぶやいていて、早速私もフォロワーの一人に加わった。世のため人のために、カラフル爺さん、いい仕事してます。
 ブログも毎日アップしていて、これも読んだ。
 世の中には「懸賞小説の闇」というのがあるらしい。ブログでは、昔、新宿の飲み屋街でその恐ろしさを実感した体験をまじえながら、2年前の京アニ事件のことを語っていた<https://lineblog.me/kageki_neko/archives/13233580.html>。その体験とは……。少々長いけれど以下に引用する。
「……
路地の出口で
身なりの乱れた中年男に声をかけられた。
お前、○○○○だよな?
僕の筆名だった。
お前、俺の小説パクったろ
そいつはいきなり
僕の胸ぐらをつかんで
恨みつらみを速射砲のように
言い募った。
1応募者に過ぎない僕が
同じく1応募者に過ぎないお宅の
原稿をどうやって読むんだよ
多くの通行人を意識して
僕はあえて大声で反論した。
通行人が寄ってきたので
彼は怯んで僕を突き放すと
許さねえからな
と 捨て台詞を吐いて姿を消した。
このときに
僕は懸賞小説がもたらす闇を実感した。
……」
 私も4月から「公募ガイド」を手にとって、標語、短歌、俳句、川柳、童話、短編小説などなど、片端から応募しまくっているが、私には全く当てはまらないけれど、中には、どうして才能ある自分の作品が落選するんだと思う人種がいるらしい。そこに「懸賞小説の闇」が存在する。それが極端にエスカレートすると京アニのような凶悪事件が起きる、と志茂田景樹は指摘する。確かにあの犯人は、自分の応募した作品を勝手にパクったから放火したと供述している。
 懸賞小説に応募しまくり落ちまくると、ああいう精神状態になってしまうのだろうか。恐ろしい闇である。

 今日の人物画は男前すぎたな。年齢不詳の怪しい人物になってしまいました。これで約3時間。


【タイムラプス】6月4日(金)7:15〜9:33の韮山方面の雨空。34秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10226359505316172/?d=n


【新型コロナ】6/4(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→2,830(前週同曜日比 −1,306)
重症者数→1,227(前日比 −57)
累計死亡者数→13,384(前日比 +111)