いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

初春や十分生きただけ生きた(あ)

 新年明けまして、めでたいことは何もないが、ともかく2023年が始まった。
 さて、今年は、どんな年になるのでしょうか。というか、これまでよく生きながらえてきたなあというのが正直な感慨です。
 今年4月がくれば70歳。一つの節目だ。そんだけ生きればもういい加減あちらからお迎えが来てもいい頃だと思うが、それがなかなかやってこない。もう少し生き延びろということか。これ以上生き恥をさらすのはまっぴらごめんなんだけど。


【今日の一枚】新春の庭。

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 一度も掃除したことのなかった網戸をきれいに洗った。差し込む陽光が、なんとも愛おしい。 


【書】「処断(斷)」ショダン(No.1,293)

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 「処決裁断の略。さばいてきめる。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「処(處)」は、几(腰かけ)と攵(足をおく意)とで、足をとめて腰かけている意。ひいて「おる」意を表す。「處」は会意形声で、処(ショに)虍(コ。ショは変化した音。おる意→居を加えたもの)
 「断(斷)」は、糸をたち切る形と刃物の意の斤とで、たちきる意を表す。


【ディジタル画】『それから』 十三の七(No.733)

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 平岡は代助を誘って裏通りの或家に入った。
 二人サシで酒を飲む。
 話題は三千代。
 代助は言う。
 「だつて、君がさう外へ許出てゐれば、自然金も要る。従つて家の経済も旨く行かなくなる。段々家庭が面白くなくなる丈ぢやないか」


【昭和の風景】17日

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 寄せ木細工みたいな木製のラジオだ。
 この少年は、このラジオで何を聞いていたのだろう。
 テレビが茶の間に入る前まではもっぱらラジオが娯楽の主役だった。
 志茂田景樹さんは、昨年のW杯の中継をテレビではなくラジオを聞いて観戦したという。ラジオの方が音はいいし、臨場感を味わえるんだって。Twitterでそうつぶやいておられた。
 ならばと私も、日本対スペイン戦をラジオ中継で楽しもうと思ったが、やっぱり映像が見たくなってテレビを点けてしまった。
 そうしたら、三笘のゴールラインを割ったか割らないかの微妙なシーンをしかと目に焼き付けることができた。強豪スペインから勝ち点を上げて決勝トーナメントに進出する歴史的瞬間を目に焼き付けることができた。
(昭和29年)


【タイムラプス】1月1日(日)6:37〜8:44の伊豆長岡の空。31秒。

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【新型コロナ】1/1(日)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→117,773(前週同曜日比 +59,886)
累計感染者数→24,936,441
死亡者数→50,058(前日比 +194)
<静岡県>
新規感染者数→3,036(前週同曜日比 +986)