いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

医者からの坂上りきり枇杷の花(あ)

 三島・大場の病院で定期検診。血圧は抑えられていたものの、血糖値とHbA1cはあまりよろしくなかった。血糖値が高かったのは、給食に出たカレーライスの影響があったのかもしれない。看護師さんもそうおっしゃって慰めてくれた。

 問題は、HbA1c値。これが前回より0.4&ポイント上昇した。前々回からだと0.8も上昇している。この結果は何を表すか。交互浴が、糖尿病治療にはまるで効果がなかったということである。

 これはショックです。良かれと思って始めた交互浴が、逆にHbA1c値を上昇させる結果になってしまった。何それ、である。なかなか思い通りにはいきませんな。

 でも、交互浴は続けますよ。交互浴をすると、血行が良くなることは体が知っていて、湯屋からの帰りのバイクでも体がホッカホッカして、それが家に着いてからも続く。糖尿には効果がないと判っても、交互浴はもうしばらく続けるつもり。

 病院から帰る途中の道の駅で、塩とインスタントスープを買う。塩は西伊豆・井田の塩。これまでいろんな塩を試してみたが、井田の塩がいちばん旨い。先日、孫が来たとき、その小田原への帰りにカミさんが大量のおにぎりを握るのにこの塩を使った。残ったのを小田原に持たせ、塩のストックが無くなったので補充した。

 インスタントスープは、定番の「ごぼうスープ」の他に、玉ねぎスープと「しじみのクラムチャウダー」というのを買ってみた。最近、玉ねぎスープに青のりを混ぜて飲むのに凝っていて、玉ねぎスープが残り少なくなったので新規に買ってきた。「しじみの……」は「しじみ」の名につられて買った。飲んで旨かったらまた買ってくるつもり。

 朝食は、本当はご飯に味噌汁と行きたいが手間がかかる。それで朝はいつもホットサンドにしているが、添えるスープの味付けを変えて、いくらか変化を持たせている。お湯を注ぐだけのインスタントだけど。

 そのスープは、すべて病院の帰りに道の駅で調達する。好みのスープはそこでしか売っていない。そろそろ処方の薬がなくなるという頃にスープの袋もなくなるので、病院の帰りは、薬局で薬をもらったら、その足で道の駅に立ち寄ってスープを一ヶ月分買ってくるのである。

 

【今日の一枚】枇杷の花。

f:id:jijiro:20201126073110j:image

 枇杷の花は今頃咲く。したがって、「枇杷の花」は冬の季語。単に「枇杷」なら夏の季語。実は夏に生るからね。

 枇杷の実を楽に採りたくて、2年前に背丈を思いきり低く剪定したのに、2年の間に枝葉がジャングルのように生い茂ってしまった。伸びるに任せておくと、とんでもないことになる。毎年、こまめに剪定しないといけない厄介な庭木だ。 

 

【書】「沈雲」ちんうん(No.522)

f:id:jijiro:20201126073050j:image

 「重なりあった雲。層雲。」(『旺文社漢字典』第2版)

 「沈」の音符は冘(いん)。冘に枕(ちん=まくら)・鴆(ちん=ちん、毒鳥)の音がある。甲骨文字は水の中に牛や羊をかいた象形の字。洪水などのとき、牛や羊を犠牲(いけにえ)として川に沈めて祭るという意味である。犠牲をしずめるの意味から、すべて「しずめる、しずむ」の意味となり、「うもれる、かくれる、ひそむ、しずか、おちつく、ふける」などの意味に用いる。→白川静『常用字解』

 「雲」の音符は云(うん)。云は雲の流れる下に、竜の捲(ま)いている尾が少し現れている形で、「くも」をいう。云が雲のもとの字である。のちに雨を加えて雲の字となり、云は「云(い)う」のように別の意味に使われるようになった。→同

 

【タイムラプス】11月25日(水)5:40〜7:08の伊豆長岡の空。22秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1331726817363861505?s=21