いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

古稀にして花たちばなの香の遥か(あ)

 きのう(4/5)、大場の病院で定期検診。HbA1c値が前回より1.1ポイントも下がった。いつも通り薬を飲んで、いつも通り酒を呑んでるのに、数値だけが勝手に上がったり下がったりしている。

 自分の意思の預かり知らぬところで気まぐれに生死がコントロールされている感じだ。

 

【きょうの一枚】たちばな。

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 さつき待つ花たちばなの香をかげば昔の人の袖の香ぞする(古今和歌集•読み人知らず)

    これは地元広報紙今号に載せた歌。五月を待って咲く花橘の香をかぐと、昔親しくしていた人の袖(に薫いていたお香の)の香がすることだ、という意味。

 ふと目に留まって広報に載せた。広報とはいいながら、ほとんど私個人の趣味ですね。

 平安時代の歌物語『伊勢物語』には、同じこの歌の顚末が細かに載っているがここでは省略する。

 しかし、なぜここで「花たちばな」のイラストなのだろう。

 それは私が単に描いてみたかったから。それだけのことです。

 

【書】「象牙」ゾウゲ(No.1,388)

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「象のきば。美術工芸品の材料とされた。」(『旺文社漢字典第2版』)
「象」は、もと、象を横から見た形にかたどる。のち、借りて「かたち」の意に用いる。
「牙」は、木のつぎ手のはめこみがたがいにかみ合う形にかたどり、はめこみの意。枒(ガ)の原字。転じて、交互にかみ合う歯、「きば」の意に用いる。


【ディジタル画】『門』十三の八(No.828)

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 御米は、心に逼(せま)る不安を紛らせないまま、ある易者の門を潜った。

 「貴方には子供は出来ません」と、易者は落ち付き払って宣告する。

 御米は「何故でせう」と聞き返す。

 易者は、「貴方は人に対して済まない事をした覚がある。其罪が祟つてゐるから、子供は決して育たない」と云ひ切つた。

 御米は「此一言に心臓を射抜かれる思があつた」。

 御米は落ち込む。


【昭和の風景】110

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 津軽凧絵。

 武者の顔を二面描くのは、それだけ倍の時間がかかる。でも、ここを通過しなければそこから先はない。

 

【タイムラプス】4/6(木)7:31〜10:12の韮山方面の雨空。20秒。

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【新型コロナ】4/6(木)23:55現在(yahoo!ニュースより)
<国内>
新規感染者数→8,577(前週同曜日比+1,399)
累計感染者数→33,56,252
死亡者数→74,070(同日比+29)
<静岡県>
新規感染者数→166(前週同曜日比+11)