いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

銭鳴らし無人販売鰯雲(あ)

 きのう吊るしたハンモックの木の片方が手向山(枝垂れ紅葉)なのは知っていたが、もう一方の玄関脇の木の名が判らなかった。これまで知ろうとして知らないままうっちゃっていた。それで、小公園竹藪管理用ゴミ袋を一箱配りがてら生き字引重鎮宅へ行って訊いてみることにした。
 行くと偶然にも、その木は重鎮宅にもあった。私が木の名を尋ねると、重鎮は「モッコク」だと即答した。
 私もネットで調べてモッコク(木斛)じゃないかなとは思っていたが、でも、サイトに載っていた花の咲き具合にちょっと引っかかるところがあった。それで、はっきりモッコクと断言できないでいた。
 重鎮は、葉っぱの形といい艶といいモッコクそのものと言ってくれたので、以降、玄関脇の木はモッコクと決定することにした。
 モッコク(木斛)は日本庭園に欠かせない庭木で、古くから武家屋敷などに植えられてきた。手間をかけなくてもあれこれ楽しめるというので今でも人気の庭木なのだとか。なるほど。「手間をかけなくても」というのがまったく私好みだ。
 というわけで、玄関脇の庭木はモッコク(木斛)に決まり。ハンモックを支える新たな庭木は、手向山とモッコク(木斛)ということになりました。 


【今日の一枚】ミニトマト。

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 近くの無人販売所で売られているミニトマト。このブログを見てくれた地元の人の紹介で以来しげく通うようになった。
 とにかく旨い。しかも安い。これで1袋100円だもの。
 新鮮なトマトが廉価で手に入ることと、水臭くない濃厚なトマトの味にぞっこん惚れ込んでいる。ここのミニトマトを食ったらスーパーのミニトマトは食えない。畑のトマトをもぎ取ったそのままをその場で食う感触に似てるかな。
 孫娘はここのミニトマトが大好物で、まだ孫と一緒に暮らしているときは冷蔵庫の野菜室に絶やすことがなかった。
 6月半ばで一旦販売を終え、盛夏中はお休みだったけど10月になってまた再開した。ありがたい。ありがたくて涙が出る。
 きょうは5袋買ってきた。もちろん一気に食い切れないから冷蔵庫に仕舞ってます。孫娘はいなくなったけど、冷蔵庫の野菜室は再びミニトマトで占領されるようになりました。これ全部私がつまむ分です。
 ここのミニトマトは、晩酌の一皿に持ってこいだ。レタスも一玉買ってきてウサギのようにバリバリ食ってる。こっちはさすがにスーパーの安売りだけど。これに枝豆・納豆・冷奴が加わったら「あっと驚く為五郎」の立派な糖尿食事療法です。酒さえなけえれば。


【書】「素因」そいん(No.1,239)

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 「もと。もともとの起こり。根本の原因。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「素」は、糸と垂の省略形とで、より合わせる前の垂れたままの糸。転じて、加工する前の生地(きじ)、「もと」「しろい」意に用いる。
 「因」は、人(大)が寝ている敷物の形をかたどる。茵(いん。しとね)の原字。ひいて「よる」意を表す。


【ディジタル画】『それから』 五の四(No.67)

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 代助には誠吾という兄がいる。
 「不規則に酒を飲んだり、物を食つたり、女を相手にしたり、してゐながら、何時見ても疲れた態もなく、噪ぐ気色もなく」というのだから、すごい。代助も一目置いている。
 その兄の口からトルストイの名が出た。
 トルストイといえば、言わずと知れたロシアを代表する文豪である。
 全集注解によると、「『それから』連載中は存命。漱石はトルストイを英訳で広く読んでいた」とある。
 漱石もトルストイのことを、同時代の偉大なライバル作家として意識していたようです。


【タイムラプス】11月8日(火)6:48〜9:28の伊豆長岡の空。39秒。

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【新型コロナ】11/8(火)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→83,250(前週同曜日比 +16,636)
累計感染者数→22,815,599
死亡者数→47,259(前日比 +105)
<静岡県>
新規感染者数→1,233(前週同曜日比 +180)