いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

迎春の風カーテンをまくりをり(あ)

 新年を迎え、十大ニュースにかまけていられなくなった。

 今年の抱負を述べる。

 今年の抱負は何か。それは、楽しみを楽しむことに尽きる。

 せっかく与えられた一度きりの人生だもの楽しまなきゃ。

 それに尽きる。楽しめ、楽しめ、とことん楽しめ。

 何を楽しむか。それはもちろんディジタル画を極めることに尽きる。

 絵手紙発案者の故・小池邦夫先生の「下手がいい、下手でいい」をモットーに、どんどん描きまくります。

 その絵手紙を、私がiPadとPencilで仕上げます。

 

【きょうの一枚】車庫のガラクタの整理。

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 次男が来るから、ということでもないが、なんとなく車庫のガラクタを整理することにした。

 整理していたら北隣のご亭主から声がかかった。続いて奥さんからも声がかかった。

 「本年も、どうぞよろしくお願いします」。

 そうか、今日は元旦だったか。

 声をかけられて顔を上げたら、奥さんの隣に息子さんもいた。背丈はとうに奥さんを越している。

 普段は同居していないが、正月で挨拶回りにきたのだろう。居場所を失ってベッド部屋に飾られてある地球儀の、かつての主でもある。

 車庫の片付けは、本来は去年のうちにやっておくべきことだったが、時間が作れず今日になった。そのことを北隣の旦那さんに言ったら、旦那さんは笑っていた。そうだよな、車庫の整理なんて元旦早々やることではない。

 誰も乗らない自転車を別の場所に移し、大きな段ボール箱を空にしたが、どう見ても整理したふうには見えない。明日、もう一度やり直すべ。

【書】「択(擇)」タク・えらぶ(No.1,638)

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 扌(手)と睪(タク。目通しする意)とで、えらび取る意を表す。常用漢字は俗字による。(『旺文社漢字典第二版』ディジタル版)

 

【ディジタル画】『道草』九十九(No.1,078)

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 健三の細君が久しぶりに外出した。

 「無沙汰見舞旁(かたがた) 少し歳暮に廻って来ました」。

 細君は比田家に顔を出したらしい。比田というのは健三の姉の嫁ぎ先である。

 細君は島田に渡す金を比田から借りたらどうかと言う。比田は健三に金を工面するだけの余裕があるらしい。どうやら株式を已めて金に余裕ができたようだ。

 金に余裕があると言うのはいいね。心にも余裕が生まれて、なんとなくゆったりした気分になれる。

 私は、相変わらず”貧乏暇なし”でセコセコしている。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.358)

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 江戸の変体仮名第21弾。「な」の部。

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 スッポンは食い付いたら離れない。そのスッポンに手を焼く弥次さん北さん。

 スッポンは滋養にいいと鍋で食したことがある。ザリガニを獲りに出かけた小田原の用水路でたまたま生捕りにしたが、結局処分に困って文化祭終了後、近くの池にリリースした。

 

【タイムラプス】令和6年1月1日(日)9:03〜11:35の伊豆長岡の空。38秒。

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 東京に住む次男から連絡があるといけないと思って、ケータイを手元の置いた。そうしたら、連絡がなかった。昼過ぎに沼津港から電話をかけてよこした。