いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

再販の夏の野菜の味う〜ん(あ)

 このブログの「ディジタル画」は漱石全集を手にしてから始めた。漱石全集は初めから私のお宝の中にあった。で、当時新聞連載だった漱石の作品を追いかけながら、iPadで挿絵を描こうと思った。

 最初は、ディジタル画を描くのにProcreateというアプリを使った。が、のちにアプリをConceptsに変えた。

 変えた理由は、いずれCADをやるつもりでいたから。将来的にCADをやるなら、今のうちにConceptsに慣れておいた方がいいと思った。ところが、いまだにCADに触れていない。てか、そんな時間がない。だったらお絵描きソフトはProcreateのままでもよかったな。

 漱石全集のディジタル画は『坑夫』から始めた。『坑夫』→『吾輩は猫である』→『三四郎』→『それから』→『門』→『彼岸過迄』と続いて、今は『道草』の挿絵に挑戦している。

 『坊ちゃん』はこれまで何度もアニメ化されているし、『こころ』は高校教科書の定番で人口に膾炙されている。そういうこともあってこの二作品については、あえて扱うのを避けてきたふしがある。でも、それとていつかはディジタル画を描くことになるだろうな。

 

【きょうの一枚】再販したミニトマト。

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 待ちに待ったミニトマトの無人販売が復活した。

 ここのミニトマトは甘くて旨い、と思っていた。が、今回食ったらいくらか水っぽかった。思うに、この夏の暑さで、ハウスのミニトマトに水をやりすぎたのかもしれない。

 でも5袋買った。中にはヒョロ長いのもあったから、もしかしたら「アイコ」も混ざっていたかも。

 写真は、丼に開けた2袋。残りの3袋は昨晩のうちに平らげてしまった。食い気が先立って写真を撮り忘れていたというのが正直なところ。で、冷蔵庫に仕舞っておいたやつを改めて取り出して今朝撮った。

 

【書】「駒」ク(No.1,554)

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「馬と、音を表す句 (ク。小さい意→狗)とで、子馬の意を表す。」(『旺文社漢字典第2版』) 

 

【ディジタル画】『道草』十七(No.995)

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 島田(健三の養父)が吉田(高崎に住む)を連れて健三を訪ねる。

 ひとしきり思い出話を語った後、島田は言う。

 「でも御蔭さまで、本を遺して行つて呉れたものだから、あの男が亡くなつても、あとはまあ困らないで、何うにか斯うにか遣つて行けるんです」

 本を残していってくれたから何うにか斯うにかやっていけると言うのは、遺族に印税が支払われるということだな。そして、それが遺族に残した財産、ということになる。

 健三が黙ってしまったので、仕方なしに吉田が相手になった。吉田は儲けるには本に限るということを言ったが、健三は何の興味も示さない。

 儲けるには本に限る、か。本を出せば儲かるのかなあ。そんなことはないよね。何でも出せばいいというものでもない。いくら書いたって売れなきゃだめだ。書くなら売れる(金になる)本を書かなきゃ。

 そこで思いついたのがお笑い芸人ピースの又吉直樹。お笑い芸人と笑ってはいけない。彼はすごい才能の持ち主だ。お笑いの合間に書いて、それで芥川賞を獲っちゃうんだから。もともと彼は芥川賞に価する力を持っていたということだな。

 腐っても鯛か。世の中には、鯛になりきれずに腐ってばかりいる人がごちゃまんといるけどね。

 

【昭和の風景】東海道五十三次「桑名」白黒(No.274)

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 とうとう来ました。「その手は桑名の焼き蛤」の桑名です。

 ともかく、波の画力が半端ない。これに命を賭けているというふうな迫力がある。恐れ入りました素直に降参します。どう転がっても私には描けません。

 

【タイムラプス】令和5年10月9日(月)6:31〜8:20の韮山方面の雨空。26秒。

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