【きょうの一枚】レトルトのナポリタン。
晴れた日は庭でランチを摂る。
そのため日持ちするレトルト・スパゲティをカメさんデーで買いためておく。それを冷凍庫から取り出し、チンして庭へ運ぶ。
大して広くない庭だけど、流れ行く雲を眺めながらのランチは何ものにも変え難い至福のひとときである。
カメさんデーは65歳以上の人を対象に、「6」の付く日に店の商品を1割引で提供するサービスで、純粋年金生活者にはありがたい。
最近は週一の月曜に移動スーパーを始めたが、移動スーパーにはこのサービスはない。
庭にランチを摂る場所が二箇所ある。一つは六畳和室の濡れ縁。もう一つは新しくテーブルを据えた甘夏の下。濡れ縁はお客さんの通り道に当たるからお客さんが来た時は罰が悪い。
その点、新しくこしらえたテーブルは玄関よりも奥の庭にあるから、お客さんが突然やって来ても慌てない。
でも、きょうは6畳和室濡れ縁に腰を下ろした。そこに腰掛けて来し方行く末をしみじみ思う。
ここは今の家を手に入れた時、真っ先に修繕に取り掛かった場所である。前のオーナーはサンルームとして使っていた。
懐かしいなあ。あれから10年経ったのか。
この先どうなるか判らないけど、ここで生きて、そして、死んでいくんだなあ。
【書】「憂」ユウ・うれえる(No.1,593)
足の意の夂と、音を表す〓(ユウ。「頁」の下に「心」を置いた形。しずかな意→優)とで、しずかに歩く意。のちに憂を借りて、「うれえる」意に用いる。(『旺文社漢字典第2版』)
【ディジタル画】『道草』五十五(No.1,033)
子供を連れて生家に帰った細君。
が、健三は少しも淋しいとは思わない。
どころか、「あゝ晴々して好い心持ちだ」と思っている。
一ヶ月ほどして細君が帰ってきた。
「細君は半分朽ち懸けた枝折戸の影から急に姿を現はした」
それで、枝折戸。
和風の庭に映えますね。
うちの襤褸家にも合いそうだ。
【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.313)
喜多さん。
いまだに弥次さんなのか、喜多さんなのか判らないまま挿画を描いている。
どっちも似たり寄ったりの襤褸着道中だから、このまま一緒に旅をするか。
【タイムラプス】令和5年11月17日(金)6:23〜9:20の韮山方面の雨空。21秒。
あれ? facebookのアドレスが長くなってる。
長くなったり短くなったり。よう判らん。
仕組みがよく判らないまま使ってる。
車がなぜ動くのかよく判らないまま乗ってるようなものか。故障したらどうすんだろう。