いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

庭木枝付かず離れず秋の空(あ)

 朝、早く起きてはブログを書いている。それが楽しい。

 朝早く起きるのが楽しいのではない。

 ブログを書くことそのものが楽しくて、それがたまたま朝の時間ということだ。

 毎朝起きて何をするかというと、まず、天城月ヶ瀬から汲んできたペットボトルの水を薬缶にドボドボ入れて沸かす。その間にトイレに立ち、戻ってきてコーヒー豆を挽く。コーヒー豆は10%引きのカメさんデーで買いためておく。

 そして、淹れたてのコーヒーをパソコン脇へ置いて、キーボードを打ちながらブログを書く。

 書く順番も決まっている。

 まず、前日に撮ったタイムラプスの撮影日時のメモをiPhoneでチェックする。チェックしてパソコンの「メモ帳」に打つ。

 次に、iPhoneからFacebookにタイムラプスをアップする。アップされたら、そのアドレスをさっきのパソコン「メモ帳」にコピペする。

 タイムラプス動画はiPhone経由でiCloudに保存してあるからそんなひと手間がかかる。

 それをすることによって、ようやくブログからFacebookにアクセスできるようになる。

 そして、次は……。

 あらら、タイムラプスの話だけで紙面が尽きちゃった。

 続きはまた今度。

 

【きょうの一枚】八重桜越しの秋空。

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 雨があがった頃合いで、庭木の剪定をすることにした。

 場所は5箇所。甘夏の枯れ枝と、小屋入口を塞いでいる李の枝と、小屋の窓ガラスに覆いかぶさっている枇杷の枝と、渋柿を脅かしている夾竹桃(本当は渋柿の生命力が夾竹桃の領空を犯している)と、風呂場の屋根にもたれかかっている八重桜の枝の5箇所。

 最後に八重桜の枝を電鋸で切ったが、乗っかった脚立が雨でぬかるんだ地面にバランスを崩し、あわやそのまま崖下へ落っこちそうになった。慌てて桜の枝にしがみついたが、頼みの桜の枝がポキポキ折れてストッパーの役目を果たしていない。このときほど、桜は脆い木だということを実感したことはない。

 頭上に電鋸をふりかざし、股下で脚立をかろうじて抑えた様子をカミさんにSNSで知らせたら、「アホじぃじ」という返事が返ってきた。くそ〜、こっちが命を賭して庭作業をしているというのに何それ。せせら笑いやがって。

 

【書】「虢」カク(No.1,550)

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「虎(とら)と寽(爪が向き合ったさま)とで、もと、虎の爪跡の意を表す。」(『旺文社漢字典第2版』) 

 

【ディジタル画】『道草』十三(No.990)

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 吉田という人が健三宅を訪れる。吉田はもと高崎にいて、そこにある兵営に出入しているうちに柴野という士官と懇意になった。柴野とは、島田の後妻の娘が嫁に行った先の軍人の姓だという。島田(健三の養父)が金に困って吉田に健三宅を訪ねるように仕向けたらしい。

 金に困らない生活ってどんな生活だろう。したことないから想像できないや。

 

【昭和の風景】東海道五十三次「鳴海」白黒(No.270)

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 鳴海と書いて「なるみ」と読む。当時の小学校の校長先生が「鳴海」姓だったから知っていた。その小学校は3年に上がる時に体育館だけ残してみんな焼けた。火事があったのは春休みだったから、幸い児童も先生もほとんどおらず、犠牲者は一人も出なかった。

 たぶんその四月、新しい校長先生を迎えたはずだが、名前を覚えていない。ベニヤで間仕切った体育館に机を並べたことは覚えている。あてがわれた教室はステージ裏の埃臭い物置で、そこにクラス分けなど関係なく新3年全員がぶち込まれた。 

 

【タイムラプス】令和5年10月5日(木)6:11〜8:35の伊豆長岡の空。35秒。

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