これまで中2のお兄ちゃん占有だったゲーム機を小6の孫娘も使うようになった。
使う時間帯を決めて、二人で一台をうまく使い回しているようだ。どういう経緯で孫娘も使うようになったかは知らないが、ゲーム機にマイク付きのイヤホンを挿して、画面の向こうの相手とコミュニケーションを取っている。コミュニケーションの相手は同じ小学校に通う仲良しらしく、「○○先生から連絡あった?」などと情報交換している。
へええ、今はゲーム機でそんなことができるんだ。まるでテレワークだね。携帯電話でなくても、お互いゲーム機を持っていれば、遠隔でやり取りができてしまう、ということですね。
大人はスマホでゲームをやり、子どもはゲーム機で会話する。なんとも妙竹林なコミュニケーション社会になったものだ。
こうなると心配なのは、子どもたちが知らぬ間に犯罪に巻き込まれないかということだが、これは大丈夫なんだろうか。大人の目の届かないところで、子どもたちの世界がどんどん広がっていることを、大人は把握し切れていないんじゃないかと危惧する。かく言う私がそうだ。
学校の生活指導では、携帯電話の使用によって犯罪に巻き込まれる恐れをその都度注意喚起するが、これにゲーム機を加えることも考えなくちゃいけなくなってきたか。
折しも今、新型コロナウイルス感染拡大予防で、不要不急の外出自粛を強いられる息苦しさにある子どもたちは、これを機にゲームデビューをするケースも多くなってきているのではないか。これだけ長く学校がない状態が続けば、本来学校が支え持つ教育の網の目もほころびてこよう。そうなれば、子どもたちの見守りも、本来持っていた地域社会に委ねるしかない。こんな時だからこそ、子どもたちを地域が育てるという意識を互いに持つことが大事になってくるのだと思う。地域の皆さん、ともに頑張りましょう。
今回のコロナ禍は、これまで学校中心に回っていた日常生活を今一度見直すいい機会なのかもしれない。
【今日の一枚】食べ頃になったサンチュ。
プランターが並んでいる箇所に、かつてはユズ(柚子)が植わってあった。種植えから苗を育て、今がちょうど食べ頃サイズになっている。茶色のプランターにあるサンチュは孫が協力して植えたもの。手前の大きいプランターのより二週間遅れで植え、いちばん奥のプランターのサンチュは一昨日植えたもの。水遣りをするだけでグングン育つことを学習した孫どもは、毎日欠かさず水遣りをしている。我が家の食卓の野菜はこれでオーケー。
二本の幹は、左が八重桜で右が夾竹桃。この下が約3mの崖になっていて、崖下では猪をよく見かけると聞くが、私はまだ猪に出くわしたことがない。いくら猪が強靭なジャンプ力を持っていようとも、さすがに3mの崖を飛び越えては来れまい。
今日はこの二本の幹の間の草をむしり取り、八重桜に立てかけてあった竹棒のいちばん長いやつを横に渡してみた。なんとなく崖下の敷地との境界の気分。
明日は浴室の外(写真左奥)の草藪を攻める。
【タイムラプス】4月27日(月)5:43〜7:10の伊豆長岡の空。21秒。
https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222747776945220/?d=n