いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

痛み止め薬を横に暑気払い(あ)

 処方された痛み止めの薬をわざわざ横にセットしておいて呑むんだから世話はない。こんな酔狂な奴に同情したってしょうがない。放っとけ放っとけ。

 だけど、今回の事故を振り返って思う。

 私が病院の世話になったのは、本当のことだったんだろうか。すべてが夢幻だったのではないだろうか。

 いっそ、このまま帰らぬ人になってしまったほうがよかったのかもしれない。

 この先生きながらえたって碌なことはない。見たくない世を見せられるだけだ。

 こうして70まで生きながらえたことがふと頭をよぎる。

 果たして、まだ生きていることが、自分にとってよかっのかどうか。とっとと死ねばよかったのかもしれない。

 もともと、どう生きようが人の勝手だ。どう生きたっていいじゃねえか。

 なんとなく生まれて、なんとなく死ぬ。それでいいんだと思う。

 いくらたくさんの経験を積んだところで、死ねばただの人で終わる。

 その経験が貴重かどうかなんてのは自分の判断でいい。

 自分が貴重だと思えば貴重だし、貴重だと思わなければ貴重じゃない。他人がとやかく言う筋合いのものではない。

 人生なんてそんなもんだと思うよ。自分が楽しけりゃ、それでいいのさ。

 傍に薬を並べて酒を呑む。それも一興よ。好きにさせとけ。

 

【きょうの一枚】痛み止め薬。

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【書】「需」ジュ(No.1,514)

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「雨と、音を表す而ジ(シュは変化した音。やわらかい意)とで、雨にぬれて柔らかくなる意を表す。借りて「まつ」「もとめる」意に用いる。」(『旺文社漢字典第2版』) 

 

【ディジタル画】『彼岸過迄』須永の話二十四(No.954)

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 蛸捕りに飽いた一行は、かごの内の魚を覗く。そこには、鶏魚、鱸、黒鯛が駆け廻つてゐるのが見えた。

 黒鯛か。黒鯛は、神奈川・大磯の港でよく釣ったなあ。餌は、蛹だった。

    あれで磯釣りの醍醐味を知った。しばらくハマったのは言うまでもない。

 

【昭和の風景】東海道五十三次「藤枝」白黒。(No.234)

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【タイムラプス】令和5年8月30日(水)6:39〜9:12の伊豆長岡の空。38秒。

Evernote  2023/8/30(水)6:39〜9:12.MOV

「メモ帳」が不具合でEvernoteでアップロード。うまくアップ出来てるかな。