いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

菓子もらふ坊主頭に玉の汗(あ)

 先週今週と病院に行けてない。処方箋は先週のうちにとうに切れた。
 先週は孫が伊豆に来て病院に行く時間が取れなかった。おととい、きのうは孫に入れ替わってカミさんが来て行けなかった。行くならきょうと思っていたら、携帯天気図に夕方雨の予報が出たので自粛した。
 先週からずっと飲むべき薬を飲んでないから、今度の検診でどんな結果が出るか怖い。怖いのはもしかしたら結果そのものよりも、その結果を見ながら言う主治医の一言かもしれない。「しばらくお酒を控えてみましょうか」。これが身が凍りつくほど怖い一言だとは、酒飲みでなければ判らない。
 検査結果は弾かれたデータを見れば一目瞭然で、「飲むな」と数値は言っているのだが、それを肉声でダメ押しのように主治医から言われると落ち込み度がでかい。
 でかいけどこれくらいの歳になってみれば健康で長生きするために酒を控えるなんて、そんなのできっこない相談です。できたらとっくにそうしてます。
 長生きすれば周囲が喜ぶとでも思っているんだろうか。そうは思えない。私には、いつまで生きてるんだ早く死ねこのクソジジイという目でしか見ていないと見える。世間の手前、格好つかないから、長生きでいいわねと社交辞令で言っているに過ぎない。それにぐだぐだ言うと角が立つから言わないだけの話。そう、年寄りはえらいのです。


【今日の一枚】ラジオ体操のお土産。

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 ラジオ体操もきょうで3日目最終日。ということもあって、子供会スタッフがこの期間中にラジオ体操に参加した子どもたちに駄菓子を配った。私にもどうぞというので、図々しくいただいてきた。
 子どもたちの弾ける笑顔を見て、ああ、やってよかったと思った。今年は急遽夏祭りを中止したからね。一層友だちの顔を見るのが嬉しかったんじゃないかな。
 待ってろよ。夏祭りは中止になったけど、「しゃぎり」だけはどっかでやる機会を設けるからな。


【書】「則天」そくてん(No.1,163)

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 「天にしたがう。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「則」は、〓(鼎+刂)が本字。肉を煮る鼎(かなえ。貝は変化した形)と刂(刀)とで、常に離れぬ関係の意、転じて「のり」の意、さらに「すなわち」の意に用いる。
 「天」は、人が手足を広げて立つ形である大の上に、点あるいは線を加えて、頭のいただきの意を表す。最も上にあるものの意から、「あめ」、そらの意に用いる。
 ちなみに、「則天去私」は、天(自然)にのっとり私心を去るの意で、晩年の夏目漱石がその文学観を示した語。


【ディジタル画】『坑夫』 45(No.603)

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 「自分」は飯場頭・原さんと談判しているうちに大胆な物言いをするようになった。そしてとうとう坑夫をやる決心を原さんに告げる。人間というのは、自分の言いたいことが何の苦もなく口を出るに連れて段々大胆になるものらしい。
 原さんは言う。「夫程御望みなら仕方がない。何も御縁だ。まあやつて御覧なさるが好い。その代り苦しいですよ」
 「原さんは何気なく裏の赤い山を覗く様に見上げた。(中略)雨は上がつたが、暗く曇つてゐる」。それを「自分」も同じようにして見る。「薄気味の悪い程怪しい山の中の空合だ」。
 自然描写が、そのときの二人の心模様を映し出す。うまい。こういうところを学ばないといけない。


【タイムラプス】8月24日(水)6:58〜9:08の伊豆長岡の空。32秒。

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【新型コロナ】8/24(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→208,551(前週同曜日比 +42,371)
重症者数→646(前日比 +6)
伊豆の国市陽性者数→103(前日比 +10)(静岡県HPより)