【きょうの一枚】夏祭りの準備。
かき氷の試食会をやろうと思った。
それで、かき氷担当者にブロックの氷を買ってくるように頼んだら、どこもかしこも在庫がないと言って手ぶらで戻ってきた。今年は、暑さ対策で氷が飛ぶように売れているらしい。
そんな中、1ブロックだけ手に入れることができたので、それをひとまず試食会に回した。
かき氷機は業務用のが倉庫に眠っていたので、そいつを引っ張り出して試運転。お祭り準備にあたってくれた方々へのせめてもの心尽くしだったが、あれ? 私のが、ない。家庭用冷凍庫を提供したのに……。でもいいか。今日食えなくても当日食えればいいや。いや、もしかして当日もないかもしれないな。でもまあ、いいか。
暑い中、みんなよく準備を手伝ってくれた。
御神酒所も作り、のし紙掲示板もぶら下げた。
本番は8月5日。皆さんのおかげで、いい夏祭りができそうです。
【書】「寡居」カキョ(No.1,503)
「やもめぐらし。寡処」(『旺文社漢字典第二班』)
「寡」は、宀(家)と、音を表す夏(カ。ひとりの意→個)とで、ひとり者の意を表す。転じて「すくない」意に用いる。
「居」は、尸(しり=尻)と、音を表す古(コ。キョは変化した音。よる意→拠)とで、しりを落ち着けて動かない意、ひいて「いる」意を表す。
【ディジタル画】『彼岸過迄』須永の話五(No.943)
須永の父は財産を息子に残してくれた。それでその財産のおかげで、須永はいい年になっても働かずに過ごしていられる。それは何よりありがたいことだ。
しかし、母は昔堅気の人で、「家名を揚げるのが子たるものゝ第一の務(つとめ)だといふ様な考へを、何より先に抱いてゐる」人である。
翻って私はどうか。子に残す財産もなければ背負って立つ家名もない。ないないづくしの無いものだらけだ。
そんな私のもとへ嫁いだカミさんは幸せな人生だったと思ってくれてるだろうか。どうせならもっと財産のあるところへ嫁ぎたかったと思っているだろうか。
70年生きてきて、ふとそんなことを思ったりする。
【昭和の風景】223
「沼津」。
男の旅人が大きな天狗の面を背負っているのはどうしたわけか。これは讃岐・金毘羅大権現詣の奉納品だそうです。へええ、そんなでかいものを背負って四国まで歩かなきゃいけなかっのか。昔の人は大変だな。
街道に沿って流れるのは、沼津ということであれば狩野川ってことになるな。
狩野川は不思議な川で、太平洋を背にして富士山に向かって北上し、富士山麓の足高山にぶつかったところで大きく左折して駿河湾に注ぐ。
富士山から流れ出る川なら納得だが、富士山に向かって流れる川があるというのが不思議。昔からここに住み暮らしていた人には当たり前のことでも他所から来た人にはそれが不思議に映る。
【タイムラプス】7/30(日)4:58〜7:23の伊豆長岡の空。35秒。