いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蟬時雨食ひ残しチヨコ食ひ切れず(あ)

【きょうの一枚】土産のチョコレート。

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 北隣家の奥さんからチョコレートをいただいた。奥さんの生国のお土産だそうだ。そうか、昨日無事に帰って来たんだね。

 奥さんのお国はマレーシアで、毎年里帰りをするたびにインスタントコーヒーをいただいていた。が、それが今年からチョコレートになった。ネスカフェのインスタントコーヒーは向こうでは高級品らしい。空港でコーヒーを注文すると決まってこれが出てくる。

 孫がいなくなり私一人で暮らすようになったことを奥さんは知っているふうで、一人暮らしにインスタントコーヒーは糖分の摂りすぎと判断したのだろう。チョコレートなら量が少なくて一人暮らしにも良いと読んだのかもしれない。

 どっちみち糖尿病だから、インスタントコーヒーであれチョコレートであれ、摂取量をコントロールすることには変わりないんだけどね。 

 チョコレートをいただいたお返しに、先日いただいたアジを冷蔵庫から取り出して、タッパーに詰めて持っていった。そうしたら、さらにお返しに乾燥イチジクをいただいた。もらったはいいけど、乾燥イチジクって、どうやって食べんの?

 

【書】「歌舞」カブ(No.1,500)

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「①うたい舞う 。また、歌と舞。②うたい舞うことによって人の徳をたたえること。」(『旺文社漢字典第2版』)

「歌」は、哥(カ。うたう意)に口をあける意の欠を増し加えて、「うたう」「うた」の意を表す。

「舞」は、無(ブ)が原字。人が長い飾りのたもとをつけてまっているさま。のち、舛(両足)を増し加えて、ない意と区別し、「まう」「まい」の意に用いる。

 

【ディジタル画】『彼岸過迄』須永の話 二(No.940)

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 須永と敬太郎は柴又の帝釈天の傍迄来て、「川甚」という家へ入って飯を食った。

 「川甚」は鰻屋である。

 私は好んで鰻を食わない。青森に鰻屋がなかったということもある。が、あったとしても鰻を食いたいと思うことは無かったのではないか。

 鰻より穴子の方がよっぽどうまいと今でも思うくらいだ。だから、しらすうなぎの不漁の時も、なんでそんなに騒ぐのか不思議でならなかった。

 まだ伊豆に住む前、三島で鰻丼を食ったことがあったが、値段が高いばかりで、なんでこんなのを旨い旨いと言って食うのかさっぱり判らなかった。正直、今でも判らない。

 

【昭和の風景】220

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 「箱根」色付き。

 こんな、黄色を大胆に使った山並みなんて見たことない。もちろん描いたこともない。

 残念ながら、今回もApple Pencilがうまく使えない状態で、彩色は指一本で施した。それが奏功したのかもしれない。荒々しくも大胆に色を塗れた。

 中学生の時、一つ上に絵の天才がいた。その絵は確か県大会で最高賞に輝いたのだと思う。

 校舎の裏手にある畑で農作業をする人を描いたが、鍬を入れた土の色が畝ごとに違っていて、素人の目から見ても圧倒されるものだった。

 以来私の描く絵は、二度と描けない絵を意識するようになった。それは今も心のどこかに燻っている。

 

【タイムラプス】7/27(木)6:20〜9:21の伊豆長岡の空。22秒。

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