コミック誌「ビッグコミック」今号に「浦沢直樹インタビュー」が2枚半にわたって載っていて、それを興味深く読んだ。
浦沢さんといえば、世に「YAWARAちゃん」をヒットさせた漫画家として知られる。
その浦沢さんが新人漫画家にエールを送っている。「漫画家を目指す人はとにかく、自分の好きなものを描いて欲しい」。
また続けて、「売れるノウハウを持った編集者と出会ってぶつかった時に初めて、見たことのない新しいものが生まれてくる」とも。
なるほど、異口同音に誰もが言う。「自分が好きなものを好きに描く」。
要はその一言に尽きるということだ。そして、やがてそこに「らしさ」が生まれてくる。売れる売れないは二の次三の次だ。それは編集者に任せればいい。
よおし、もう一踏ん張り頑張るか。描いて描いて描きまくるぞー。
【きょうの一枚】ホタルブクロ(蛍袋)。
近所の庭に咲く。よく似る花にヤマホタルブクロというのがあるが、その区別は萼片の形で見分けるとアプリ「花しらべ」にあった。ホタルブクロの萼片は反り返っているが、ヤマホタルブクロのはふくらんでいるという。で、写真の萼片は反り返っているように見えるので、ホタルブクロとしてアップした。
ちなみに花言葉は、どちらも「忠実」。
【書】「鼓盆」コボン(No.1,455)
「妻の死。妻に死にわかれること。荘子が妻の死にあたり、盆(素焼きの鉢)を打って歌ったという故事による。」(『旺文社漢字典第2版』)
「鼓」は、つづみの象形と、棒を手にして打つ意の攴(小枝を持つ意の支は誤り変わった形)とで、つづみを打つ意、「つづみ」の意を表す。
「盆」は、皿と、音を表す分(フン。ボンは変化した音。大きい意→頒)とで、大きな器の意を表す。
【ディジタル画】『彼岸過迄』停留所 十五(No.895)
「彼(敬太郎)の父は方位九星に詳しい神経家であつた」。
ある日、敬太郎は摘草に行った帰りに馬に蹴られて土堤から転がり落ちた。が、怪我も何もしなかった。大層喜んだお婆さんは、馬の繋いであったお地蔵様の前へ敬太郎を連れて行った。以来、敬太郎は「興に乗つて、方々の神社で手当り次第御神籤を頂き廻つた」という。
それにしても「首なし地蔵」って、なんか不気味。
【昭和の風景】175
古い昔話の「カチカチ山」。色塗り第8弾。
お爺さんが狸に騙されてお婆さんの骨肉を食ってしまった。それを聞いた猫と犬が兎に仕返しの相談を持ちかける。「カチカチ山」に、そんなシーンあったっけ。
【タイムラプス】6/12(月)6:44〜9:22の韮山方面の雨空。39秒。