いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏富士やいただきに白やや残し(あ)

【きょうの一枚】今朝の富士山。

f:id:jijiro:20230517074845j:image

 このアングルから見る富士山は久々。

 最近は家から伊豆長岡駅まで歩く習慣がなかったから、駅へ向かって歩く途中の富士山を拝む機会がなかった。

 が、きょうは違った。ゆったりした気分で眺める初夏の富士は、数日降り続いた雨のせいで、いただきが冬に戻ってすっかり白くなってしまった。でも、いい富士山だ。

 そういう思いを持っていらっしゃる方は私以外にもおられて、きょうの運転免許高齢者講習に参加した年配の方も同じような感想を述べていた。

 自動車学校で同じ講座を受けた方は私を含めて6名おられ、そのうちの一人が「きょうの富士山はとても綺麗だね」と呟いたのだ。独り言というよりは、私に同意を求めているふうだった。もちろん異論はない。私も素直に首肯した。

 講習では、落語家の三遊亭小遊三さんのビデオを見た後、3種類の機器を使った目の検査を行なった。私は初めてだが、受講者の中には複数回目という方もおられた。

 目の検査は、①夜間視力②動体視力③視野角度の3種類。

 そのうちの「②動体視力」の数値が0.1と弾き出された。いただいた資料冊子の当該ページには、「(動体視力は)迅速な水晶体の調整を必要とするため、年齢とともに急速に低下していきます」とある。そこに載っていたグラフを見ると、それがあながち嘘ではないことがたちどころに判る。グラフは60歳を越えたら動体視力はガクンと落ち、71歳の箇所は確かに0.1となっていた。高齢だと0.1が普通らしい。なるほど歳をとると物が見えにくくなるんだな。それが露骨に判った。

 同じ内容を複数回受けたとおっしゃった方は「そろそろ免許返納を考えなくちゃ」と言っておられた。だけど、交通網の発達した都会ならいざ知らず、交通未発達の田舎では運転免許は必須でしょう。そろそろ免許返納とは言わず、いつまでも末長く乗ってくださいよノロノロ運転でいいから。

 

【書】「揚名」ヨウメイ・なをあぐ(No.1,428)

f:id:jijiro:20230517075416p:image

「天下に名声を高める。」(『旺文社漢字典第2版』)

「揚」は、昜(ヨウ。日が照る・あがる意)に扌(手)を加えて、「あげる」「あがる」意に用いる。

「名」は、夕と口(いう意)とで、夕方の暗がりでなまえを言って相手に自分を知らせる、なのる、ひいて「な」の意。

 

【ディジタル画】『門』二十三(No.868)

f:id:jijiro:20230517075513j:image

  『門』のラストシーン。

  ようやく春が来て、御米が「本当に難有(ありがた)いわね。漸くの事春になつて」と言っているのに、宗助は縁側で足の爪を切りながら「うん、然し又ぢき冬になるよ」と言う。

  どうしてそんなことを言うかなあ(本当にそう思っているんだろうけど)。かわいくないねえ。

 

【昭和の風景】150

f:id:jijiro:20230517075622j:image

 龍第10弾。

 これは、ごつごつした感じの龍ですね。こうして見ると龍にもいろんな表情があります。

 

【タイムラプス】5/16(火)5:31〜7:36の伊豆長岡の空。31秒。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0QzAKoP1fuBUZ2WFrRRauFDKBxcC3ShSXm6ACvoHvCQ7VbtVaa1iViuRaarcfAVb4l&id=100001436582002