いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

寒冷の富士白粉の輝けり(あ)

【今日の一枚】真っ白くなった富士山。

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 朝、タイムラプスを撮影しているときは厚い雲で覆われて見えなかった富士山が、昼見たら見事に白く輝いていた。この前月見をしたサロンのスタッフが「富士山がきれいだよ」とLINEで教えてくれた。

 慌ててデッキに駆け上ったら、おお、秀麗富士が凛と聳えているではないか。きょうはそれだけ冷え込んだんだね。
 ちょうど下のコンビニへきょう発売のビッグコミックを買いに行こうとしていたところで、ついでに白く雪をいただいた富士山を見ようとトコトコ坂を下ったら、コンビニ前の踏切にとっつかまった。電車は右からくるか左からくるか判らなかったが(そこの遮断機には向かう方向を示す赤い矢印がない)、ともかくローカル電車が通る向こうに富士山が見える図は絵になると思って、ポケットからケータイを取り出した。
 電車は右から来た。修善寺行きの下りだった。
 写真はズームアップして撮った。それをさらに拡大してアップロードに収めた。
 手前の雑草は、もとは田んぼだったところ。今頃は黄金の稲穂が頭を垂れているはずだが、田んぼをやる人がいなくなったのだろう。今は荒れるに任せている。
 少子高齢化が田園風景にも影響を及ぼしている。手間がかかる割に収入が少ないとくれば田を耕す人が減るのは自明の理。
 これも時代の波かねえ。米を作る人がいなくなったら、消費者はどこからお米を手に入れるのだろう。この写真を撮った後、そんな心配が少し頭をよぎった。


【書】「徐行」じょこう(No.1,225)

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 「ゆるやかに進む。ゆっくり歩く。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「徐」は、彳と、音を表す余(よ。「じょ」は変化した音。ゆるやかの意→舒)とで、ゆっくり行く、「おもむろ」の意を表す。
 「行」は、十字路の形にかたどり、道路の「みち」の意を表す。ひいて、道を「ゆく」意、転じて「おこなう」意に用いる。


【ディジタル画】『それから』 三の二(No.665)

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 代助の親爺さんは長井得(ながいとく)という。「親爺は戦争に出たのを頗る自慢にする。稍もすると、御前抔はまだ戦争をした事がないから、度胸が据らなくて不可んと一概にけなして仕舞ふ。恰も度胸が人間至上な能力であるかの如き言草である」。「御父さんの様に云ふと、世の中で石地蔵が一番偉いことになつて仕舞ふ様だねと云つて、嫂と笑つた事がある」と言うのだから、相当な頑固親爺だったようだ。
 どこの親爺もそうだけど、大体親爺というのは子どもに煙たがられる存在であるようだ。うちの奴らも例外ではない。
 その昔(1986年)、タンスに◯ンのテレビCMで「亭主、元気で留守がいい」というのがあったけど、あの形だよね。あれが家庭円満の基本形だと思うよ。ほんと、あのキャッチコピーはピカイチの優れものだね。


【タイムラプス】10月25日(火)6:13〜7:57の伊豆長岡の空。25秒。

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【新型コロナ】10/25(火)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→48,666(前週同曜日比 +5,400)
累計感染者数→22,083,067
死亡者数→46,433(前日比 +70)
<静岡県>
新規感染者数→808(前週同曜日比 +44)