【今日の一枚】白い椿。
玄関先の白い椿の蕾がほころび始めました。
八重です。花びらがたくさんあります。この蕾が枝にうじゃうじゃ引っ付いてます。
椿が散るときは、首から切り落とされたように花ごと落っこちる。だから武士には不吉な花と捉えられる。けど私は武士ではないので平気。
赤い藪椿が咲き終われば今度は白い椿の出番です。そうこうするうちに梅が終わり桜が咲き始めます。
これからは花いっぱいの、いい季節を迎えます。こうして庭に咲く花々を見ていると、自然とともに生きているという実感が湧いてきます。
【書】「密勿」ミツブツ(No.1,336)
「つとめはげむさま。密勿従事(ミツブツとしてことにしたがう)<漢書・劉向伝>」(『旺文社漢字典』第2版)
「密」は、山と、音を表す〓(ビツ。密から山のパーツを取り除いた形。こみあう意→比)とで、山の木の茂った奥深いところの意、ひいて、すきまがない意を表す。転じて「ひそか」の意に用いる。
「勿」は、刀で物を切ったさま。借りて、否定・禁止の助字に用いる。
【ディジタル画】『門』 四の三(No.776)
宗助と弟の小六とは、年が十ばかり違っているというから、兄弟といっても、小六は宗助のことをおじさんくらいに思っていたのかもしれない。
私と実兄は年が8つ離れていた。兄が大学で柔道をやっていた頃、私はまだ小学生だった。だから、柔道をしても負けるのは私に決まっていた。負けてこんちくしょうとは思っても、元々がたいが違うから兄にかなうわけがない。
年が10歳ほど離れている宗助と小六も、そんな存在だったんではないかな。
【昭和の風景】59
伊奈かっぺい。
「吉幾三」といい「伊奈かっぺい」といい、ふざけた名前をつけやがってと、テレビで見た最初の頃はそう思っていた。
それが、あれよあれよという間に人気を博し一躍全国区の有名人になった。一時、渋谷のジャンジャンでは津軽弁炸裂のトークコンサートを定期的に開いていたという。私は初代高橋竹山がジャンジャンで津軽三味線を演奏披露していたことは知っていたが、同郷の矢野顕子や古舘伊知郎もその頃ジャンジャンで活躍していたとは知らなかった。
今から40年ほど前になろうか。神奈川出身の同僚の方から面白いから読めと一冊の詩集をいただいたことがある。それが、伊奈かっぺいの処女詩集『消しゴムで書いた落書き』だった。読んでみたら面白かった。独特の手描き文字が強く印象に残った。
また、「だびよん劇場」というトークライブを収録したCDを同僚の旧友が送ってくれた。以来すっかり伊奈かっぺいのファンになってしまった。同時に、津軽弁を母国語(?)に持つ幸せを噛み締めたのもこの頃だった。
「だびよん」とは、推量の助動詞(〜だろう)の津軽弁。語感がフランス語の響きに似ているから命名したという。そのセンスの良さに感服。
【タイムラプス】2月13日(月)6:23〜8:59の韮山方面の雨空。38秒。
【新型コロナ】2/13(月)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→9,372前週同曜日比 −5,825)
累計感染者数→32,976,551
死亡者数→70,944(前日比 +130)
<静岡県>
新規感染者数→418(前週同曜日比 −526)