【今日の一枚】燃える薪。
薪ストーブの煙突をふと見たらジョイント部分から煙が漏れ出ている。煙突の中に煤が溜まってるんだ。
ピザバス屋さんの薪が届くまでと思って向かいの藪から枯れ幹を引っ張ってきて、それを燃やしていた。
それがいけなかった。雨ざらしで濡れていたのをそのままくべたから煤が煙突にこびりついてしまった。あれほど半渇きの薪をくべてはいけないと学習したのに学習効果がまったく生かされてない。また同じことをやってしまった。
薪ストーブは何が大変と言って、メンテナンスが大変。煙突が詰まって家が燃えたりしたらそれまでだもの。
ジョイントを外して、煙突の中の煤を専用ワイヤーでごしごしこすり落とす。出た煤は水に溶けない。水で流そうとホースを向けても水の上に幕を張ってしまう。そのくせ煤は体中にこびりついて手も足も鼻毛も着ているものも真っ黒にする。ともかく厄介なことこの上ない。
それで、半日かけてやっとこさ煙突掃除を終え、ピザバス屋さんにきょう(1/19)中に薪を持ってきてくれるよう電話を入れた。あす(1/20)から猛烈な寒波が日本列島を襲うという予報にビビって泣きを入れた、てな按配。
「明るいうちに届けるようにします」という奥さんを信じて待ったら、午後4時ちょっと過ぎに薪を積んだトラックが来た。本当に明るいうちに来た。やれ助かった。これであすからの寒波は凌げる。
きょうはお祝いご褒美だ。たんと薪をくべてやれ。燃えろよ燃えろ火の粉を巻き上げ天まで焦がせ。
【書】「側身」ソクシン(No.1,311)
「①おそれつつしんで落ち着かないさま。②体をかたよせてちぢめる。」(『旺文社漢字典』第2版)
「側」は、人と則(ソク。ショクは変化した音。よりそう意)とで、人の「かたわら」の意を表す。
「身」は、もと、人がみごもった形にかたどり、みごもる意を表す。転じて、からだ、「み」の意に用いる。
【ディジタル画】『それから』 十五の五(No.751)
代助は父に呼ばれて青山の実家に行く。縁談を承諾して年老いた父を喜ばせたいと思うが、三千代のことが頭にあって結婚に踏み切れない。
父が持ってきた縁談話を断った代助は、最後に父に言われる。
「ぢや何でも御前の勝手にするさ」「己(おれ)の方でも、もう御前の世話はせんから」。
そりゃそうなるわな。俺だってそう言う。
【昭和の風景】35
餅搗き。
神奈川県横須賀のカミさんの実家では、毎年暮れの餅搗きが恒例の行事だった。町内の路地を通る人が「今どき餅搗きなんて珍しいね」と声をかけてくれる。
そうこうするうちに、近所に住む親戚が亡くなり、義父が亡くなり、義母が東京の老後施設に入所するに至って自然消滅した。餅搗きグッズ一切を仕切っていた義兄が、実家に戻った実妹に「何これ汚い」と餅搗き道具をことごとく捨てられたのが主たる原因かもしれない。
やがて私が伊豆に移り住んだことをきっかけに餅搗きイベントはすっかり途絶えた。
臼・杵・蒸籠はあるから餅米さえ用意できればいつでも餅搗きはできるんだけどね。誰もやろうと言わないのよ。
【タイムラプス】1月19日(木)6:16〜8:15の伊豆長岡の空。29秒。
【新型コロナ】1/19(木)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→95,953(前週同曜日比 −87,258)
累計感染者数→31,840,682
死亡者数→64,708(前日比 +426)
<静岡県>
新規感染者数→4,755(前週同曜日比 −4,434)