いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

行く年や流れ出る伊豆天然水(あ)

【今日の一枚】自販機の伊豆の天然水。

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 大仁の水汲み場が復活したというので、どんな具合に変わったのか見てみたいと思った。
 フェンスの外側にあった蛇口は内側に引っ込み、新しいシンクが設置されてあった。蛇口からは絶え間なく水が流れ出ている。それは以前とは変わっていないが、変わったのはその背後に天然水の自販機が置かれたことである。
 注意書きには、この自販機で水を買った人のみ2L2回分の水が汲めます、とある。要するに、水を汲みたかったら会社の水を買え、ということらしい。体のいい有料宣言だな。
 そうか、とうとうここも有料化することにしたか残念。製品に使う湧き水をふんだんに提供してくれる太っ腹はどこに行ってしまったのだろう。
 まあ、湯ヶ島まで水を汲みに行っていたことを思えば、それより遥かに近い水汲み場が復活したのは非常にありがたいところだが、有料になっちゃ元も子もない。
 どっちへ行くか、次まで考えとかなくちゃ。


【書】「羞愧」シュウキ(No.1,289)

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 「はじる。愧も、はじる意。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「羞」は、羊と、音を表す丑(チュウ。シュウは変化した音。さし出す意→授)とで、犠牲の羊を宗廟にそなえる意、ひいて「すすめる」意を表す。借りて「はじる」意に用いる。
 「愧」は、忄(心)と、音を表す鬼(キ。かたまりの意→塊)とで、心が縮みかたまる意を表す。


【ディジタル画】『それから』 十三の三(No.729)

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 代助は、赤坂の待合で一晩暮らした翌日、三千代を訪ねる。三千代は家の裏で張物をしていた。
 張物とは、「着物などをほどいて洗濯し糊付けして板に張ったりして乾かす」ことと全集注解にある。それに使う張板は、嫁入り道具に欠くことのできなかったものらしい。
 張板は青森の実家にもあった。だから、実物を見て知っている。が、母が嫁入り道具として持ってきたものか、祖母から受け継いだものかまでは知らない。
 その立派な張板は、二枚並べて卓球台になった。中央を仕切ったネットはどうしたろう。買った記憶はない。おそらく浜に捨てられていた漁網を改造して手製のネットを作ったのだったか。
 だから、私にとって張板は着物の布を洗濯して貼り付けるものではなく、卓球台のそれであった。
 当時の青森は、卓球の世界チャンピオンが出たこともあって、洟垂れ小僧の憧れのスポーツでもあった。何せ、村の公民館フロアが卓球場になったくらいだし、街にも卓球道場なるものも存在していた。
 のち、泣き虫卓球少女が雪降る青森の私学の門を叩いたのは、そういう過去の蓄積が奏功したのかもしれない。


【昭和の風景】13

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 近所にスケッチに出かけるところ。どこで、何を描くんだろう。その笑顔が、仕上がる前の絵の出来栄えを連想させますね。とにかく外へ出るのが楽しくて仕方がない、そんな笑顔です。
(昭和27年)


【タイムラプス】12月28日(水)6:39〜8:57の伊豆長岡の空。31秒。

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【新型コロナ】12/28(水)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→215,965(前週同曜日比 +9,531)
累計感染者数→28,790,671
死亡者数→56,703(前日比 +412)
<静岡県>
新規感染者数→7,562(前週同曜日比 +1,221)