いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

小袋の吊るし置かれて冬休(あ)

【今日の一枚】今年の大河ドラマのお土産。

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 もう一年前のことになるが、大河ドラマのエキストラ出演に協力したことがある。そのとき土産にもらったのがこの小袋。何を入れる袋なのかよく判らないが、くれるというならもらっとけと思ってもらってきた。
 家に帰ってそのまま孫娘に渡したが、あまり嬉しそうじゃない。そのうち、ネットに当たったかどうかして、私の出た大河ドラマが錚々たる顔ぶれが揃っていると判って小躍りした。
 でも、こうして引っ越し先に持っていかず伊豆に置いたままにしたところを見ると、それほどのお宝でもなかったみたい。
 まあいいさ、そのうち気が向いたらくれと言い出すだろう。「そのうち」がいつかは判らないけど。


【書】「殺青(⾭)」サッセイ・サイセイ(No.1,284)

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 「昔、紙がなかった時代、竹に文字を書くのに青竹を火であぶって青い部分の汁(油気)を除き、書きやすく、腐りにくくしたこと。汗青。汗簡。一説に、殺はそぐ意で、竹の青い部分を削って書いたともいう。転じて、文書。記録。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「殺」は、もと、毛の長い動物の形で、神に供えるいけにえの意。のち、打つ意の殳を加えて、いけにえを打ちころす意、ひいて「ころす」意を表す。借りて「そぐ」意に用いる。
 「青(⾭)」は、丼(円は変化した形。丼は井の本字。井戸水のすみきったさまの意)と生(あお草のはえるさまで、みどりの意)とで、清水やあお草のようにすんだあおみどりの意、ひいて「あお」「あおい」の意を表す。井と生は同類の音を表し、⾭の音はどちらにもよるといえる。


【ディジタル画】『それから』 十二の五(No.724)

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 佐川さんの令嬢は、叔父の高木さんという方に連れられて、代助の兄・誠吾の家へやってきた。
 誠吾の家は代助の父の家でもある。つまりは、長男の誠吾が家を継いだ恰好になる。
 そこで夕食を摂りながら佐川さんの令嬢と代助を引き合わせようという魂胆。代助は今後のことも考え、旅行を取りやめてその席に参列することにした。
 その席で代助は、佐川さんの令嬢をまじまじと見る。「代助は其時、女の腰から下の、比較的に細く長い事を発見した」。
 さすが漱石先生、女の見立て観察眼も鋭い。私なんぞは『古事記』の「なりなりてなりあはざる」女体そのものですからね。色香もへったくれもありゃしない。


【昭和の風景】8

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 まりつき。
 この風景を見て虚子の句を思い出しました。「手毬唄かなしきことをうつくしく」。
 路地裏だろうか。背後に板壁の家屋が見える。当時はモルタルなど、ハイカラな家などなかった。
 うちの家は海風で屋根が飛ばされないように屋根を低く造り、その上に石を乗っけていた。半農半漁の貧しい村では、そんな造りの家ばかりだった。そして、その路地裏が子どもたちの格好の秘密基地だった。
 そこで女の子はまりつきやゴムとびをやり、男の子はメンコやビー玉で遊んでいた。
(昭和24年)


【タイムラプス】12月23日(金)6:26〜8:27の伊豆長岡の空。30秒。

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【新型コロナ】12/23(金)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→174,079(前週同曜日比 +20,661)
累計感染者数→27,964,905
死亡者数→55,088(前日比 +371)
<静岡県>
新規感染者数→4,865(前週同曜日比 +606)