このところ足繁く図書館に通っている。が、そのたんびに乗タクを利用しては金が持たないので、きょうは愛車カブにした。
いくらタクシー代が普段より安いからといって、毎回往復800円は厳しい。これで2日図書館に通うと1,600円。3日だと2,400円。
考えてみたら、結構な出費だ。これじゃ、純粋年金高齢者に是非乗れとは勧められない。
利用率が伸び悩んでいるのは、そういう高齢者の胸算用もあるのではないか。どこへも出歩かないで家に籠もってテレビを見ていたほうが絶対安上がりだもの。いくら暖房費が嵩むといってもタクシー代よりは安いら。
かくて高齢者はひとり家にひき籠もり、誰に知られることもなく孤独死していくのです。
【今日の一枚】雨に濡れた庭のスイセン(水仙)。
雨があがるのを待って庭に出てみた。そうしたら、庭の奥に咲いた水仙が雨に濡れていた。
水仙に限らず、雨に濡れた植物って、どことなく瑞々しく感じますね。
【書】「祭祀」サイシ(No.1,283)
「神や祖先をまつること。祭り。」(『旺文社漢字典』第2版)
「祭」は、もと肉を手に持つさま。のち示を加えて、神にいけにえの肉をささげる意、ひいて「まつる」意を表す。
「祀」は、示と、音を表す巳(シ。とどめる意→止)とで、神霊を神位にとどめて「まつる」意を表す。
【ディジタル画】『それから』 十二の四(No.723)
代助の兄が、代助宅を訪ねる。前夜、甥の誠太郎がやって来て代助が旅行に出るつもりであることを知った。それを聞いた兄の誠吾が、翌日慌ててかけつけた。
兄は兄で、その日の夕餐で代助を佐川の娘と引き合わせる算段をしていたらしい。
代助は、ここで断ったら旅費の工面がつかないと判断し、兄の計画をやむなく受けることにしたもよう。まあ、代助の旅行とて、所詮その程度のことだったということだな。周囲は気楽な一人旅と捉えていたのかもしれない。
【昭和の風景】
父の通勤スタイルに憧れて、父の真似をしたのだろうか。
私は父の真似など、一度もしたことがない。
大体父は雇われ船頭としてあちこち出稼ぎに出かけ家を留守にすることが多かった。だから私は、父の働く姿を見たことがない。
唯一記憶に残っているのは、ハタハタ漁で秋田・男鹿半島を訪ねたときに入った浜辺のドラム缶風呂である。でも、そこには父の姿はなかった。ドラム缶下の竈門で薪を焚いていたのだろうか。それとも番屋で仲間と酒を酌み交わしていたのだろうか。
(昭和24年)
【タイムラプス】12月22日(木)7:17〜9:57の韮山方面の雨空。39秒。
【新型コロナ】12/22(木)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→183,882(前週同曜日比 +15,966)
累計感染者数→27,790,827
死亡者数→54,717(前日比 +297)
<静岡県>
新規感染者数→5,291(前週同曜日比 +645)